「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

「ユーラシアの風 新羅へ」

2009年08月24日 21時49分42秒 | 美術展
「ユーラシアの風 新羅へ」
●2009年8月1日(土)~9月6日(日)
●古代オリエント博物館 

東京池袋のサンシャインシテイ文化会館7階に「古代オリエント博物館」がある。

人類文明の発祥の地、古代オリエント。
エジプト、メソポタミア、ペルシア、シルクロードの品々が展示される博物館。



今回は「ユーラシアの風 新羅へ」と題する展覧会。

展覧会パンフレットには
ユーラシア東端で漢帝国が崩壊すると、草原の遊牧民族による空前の大移動がおこり、やがて中央アジア、南シベリアを含め中国全土を統一する唐の国際文化が形成されていきました。この大きな潮流の中で韓半島に生まれた新羅は、ユーラシア西方の香りを伝える特有な文化を形成し、やがて7世紀には、韓半島を統一する王国にまで成長しました。
 本企画展では、韓国「新羅」が持つ特有の文化遺産を東西の遺宝を比較展示しながら紹介します。 韓国の国立慶州博物館、国立中央博物館からは慶州古墳群出土の金冠、金銀の装身具やガラス容器、ガラス珠などの資料、国内のMIHO MUSEUM、 岡山市立オリエント美術館、馬の博物館、古代オリエント博物館からは西アジアの金銀器やガラス製品、さらに中国や古代日本の資料を東京国立博物館、橿原考古学研究所付属博物館、個人コレクションなどから借用しています。


シルクロードの終着点が日本。
当時の遺品の多くは正倉院に保管され、日本の文化の源流となっている。
今回は、西アジアから朝鮮半島の新羅に到達するまでの文化遺産の展示。

僕は中国の俑(よう)に興味があるので「加彩楯持武人俑」が西域と呼ばれている中で、ソグド人を表現している知って納得した。一昨年カザフスタンのペンジケント、ソグド人の遺跡を訪ねた際の壁画がそっくりだったのを思い出したからだ。

展示品の多くが旅した地を想い出させてくれる。
韓国のソウルや慶州、中国の西安、ウズベキスタン、トルコのイスタンブール等など。
夢と現実と過去が織り交ざった、今回の展覧会であった。


コメント
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