「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

ダイダイ(橙、学名:Citrus aurantium)

2009年01月30日 19時16分49秒 | 植物
ダイダイ(橙、学名:Citrus aurantium)
Yさんの奥様から「我が家で生った橙ですが、鍋物にお使いになると、美味しいですよ」と枝つきの橙をいただいた。正しく字の通りの橙色だ。
正月の、飾り物に使われているのを知っていたが、食べた事は無かった。
早速、夕食の牡蠣鍋に使ってみた。
果汁はレモンほど酸味が強くなく柔らかな味、皮を摩り下ろし少し付け加えると香りも良い。
感心してしまった。

僕が今まで知らなかっただけの事かもしれないが、調べてみた事を記してみる。


ダイダイ(橙、学名:Citrus aurantium)は、ミカン科ミカン属の常緑樹、およびその果実。柑橘類に属する。別名、ビターオレンジ。

インド~ヒマラヤが原産。日本へは中国から渡来した。また、ヨーロッパへも伝わり、ビターオレンジとして栽培されている。
初夏に白い花が咲き、冬に果実が実る。果実の色は橙色(だいだいいろ)と呼ばれる。果実は冬を過ぎても木から落ちず、そのまま置いておくと2-3年は枝についている。ここから「だいだい(代々)」と呼ばれるようになったとされる。果実は春になると再び緑色に戻ることから、「回青橙」とも呼ばれる。

* 風味調味料
果汁は酸味が強く風味がいいことから、鍋料理のポン酢の材料として多用される。 福岡県博多の名物水炊きは薬味として醤油にこれを絞った付けタレで頂くのが昔からの風習であるが,近年は(株)ミツカンの「味ぽん」に代表される市販の様々な種類の付けタレが手軽かつ広く流通しているため,このことを知らない地元の人間も多い。

* 薬効
漢方では、果実の皮を乾燥させものを橙皮(とうひ)といい、去痰薬・健胃薬として用いられたり、香りづけに用いられる。また、未熟果実を乾燥させものを枳実(きじつ)といい、芳香性苦味健胃、去痰、排膿、緩下薬として用いられる。

*文化
日本では、名前が「代々」に通じることから縁起の良い果物とされ、鏡餅などの正月の飾りに用いられる。

あまりの美しい色なので、描いてみたが表現できない。携帯でとった写真を貼り付けてみた。本物のこの味を知っては、次の鍋物は橙を戴きに上がるようだ。


コメント
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