恋愛すると

人間は恋に陥るとＰＥＡ（別名「恋愛ホルモン」）という脳内物質が大量に分泌されます。
PEAが分泌されると、寝ても覚めても恋人のことしか考えられなります。客観的に物事が見られなくなり、あばたもえくぼと言われようが、自分にとって最高のパートナーに見えて、周囲の忠告など耳に入らなくなります麻薬中毒と同じ状況なんです。

そしてPEAには食欲を抑制する働きがあって、恋をすると食事も喉を通らないというのは、このホルモンの作用によるものなんです。
他にも恋をすると女性の卵巣から肌の新陳代謝を良くし、キメのそろった若々しい肌にする「エストロゲン」が分泌されたり、涙の成分であるヒアルロン酸も増加されて瞳も潤むんです。だから恋をしている女性はきれいに見えるというのは本当なんです。（ドライアイに悩んでいる貴女、恋愛してください。）

さらにエストロゲンには気持ちを沈める効果もあるというから、とげとげしかった女性が彼が出来た途端、穏やかになったりするのもこのホルモンの働きによるものです。

ある友人が、ジムで初めて彼と出会った瞬間、心臓は高鳴り、手が汗ばんだそうだ。この男性を好きになる胸騒ぎがしたそうですが、これはPEAの作用によるものです。
しかも彼と出会う数日前まで風邪をひいていたのに、それがいつの間にか治っていたとか。

恋をすれば風邪も治る？ まさかと思われますけど、恋をするとエンドルフィンというホルモンが分泌されて免疫力を高めるため、風邪が治ることもあるそうです。

恋をすれば綺麗になるだけでなく、健康になって病気にもならなくなるとは、いいことづくめではないですか。