日本人の国民性調査が統計数理研究所によって、5年ごとに行われています。
http://www.ism.ac.jp/kokuminsei/index.html
国民性や宗教観、家族などについて日本人の傾向を見ることはとても興味深いですね。
中でも興味を引いたのは「あの世があると信じているか?」という質問への結果です。
http://www.ism.ac.jp/kokuminsei/table/data/html/ss3/3_5/3_5_all.htm
この質問はなぜか1958年と2008年の2回しか行われていません。
何故興味深かったかと言うと、
①全体傾向で1958年20%に対して、2008年は38%と上がっている
②熟年・老年の方が、若者よりあの世の存在を信じていない
という、想定していいた傾向と逆の結果だったからです。
なぜかと考えて見ました。
①2008年の方があの世を信じているかというと、生きているのが辛いから
②熟年・老年になって、あの世に期待しなくとも、四というものを消化できている
どうでしょうか?みなさんなりに考えてみてください。