親子の人間関係を学び直す 親業

とても大切な我が子に、貴方を大切に思っているんだよ。という思いをちゃんと伝える方法を学びませんか。

ひなたぼっこ

2018-02-13 06:23:13 | お知らせ
ひなたぼっこ、これは思い出のなかの究極の幸せの刻だ。
海外旅行に行った。いくつか星のレストランで友人達と会食をしたなど、など。
そんなことたちは、足元にも及ばない、幸せな体感。それは、「ひなたぼっこ」と言いきる。
それを思い出させてくれたのは、保育園訪問実習の年中の男の子。
今年の、冬は寒過ぎて。縮こまりがち。これも寒過ぎる実習の中。たった一日今までになく、温かい日に当たった、実習の日。
男の子が、靴の着脱の為のざら板の上で、都合のよい日だまりを見つけて、ずーっと仰向けに寝そべっている。園庭では、
他の園児達がいつもより、さらに元気に。縦横無尽に飛び、遊び回っている。
時折、訪れる、他の園児の遊びの誘いにさりげなくも乗らず、ずーっと、ほほえみに近い表情で、ひなたぼっこしている。目を閉じていたり、澄んだ、くりくりの目を時折、開いたりしながら。
わたしも、その子の隣にすわり込み、土遊びをしている子とやり取りを楽しむ。

そして思い出した。至福の刻。小中学生時代の春休み。
当時、天気の良い日に、廊下にそのまま広げて、寝具を干すのが母の方法であった。そのほど良く、太陽をふくんだ敷布団の上に乗っかる、その瞬間。重みで、太陽がわたの中から、わたしにあいさつをくれる。「どうぞ」と。そして、横たわりしばし、頬にその温もりの恩恵を味わいながら目を閉じる。昼寝をするわけではない。
小中学生ながらも、学年替わりの解放感の中で。
なーんと、幸せな刻。
きっと、年中さんの、このちびの子も、忘れてしまうだろうが、この幸せの感覚だけは、長じても体の中で、生き続けるだろうと、確信する。
幸多かれ。




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