「北京・ハルビンの旅」(その14)のお話。 「北京・ハルビンの旅」は、今回が最終回。今日は「最後の朝」のお話。いよいよ「北京・ハルビンの旅」も終わり、明日、帰国することになった。私は黒龍江大学で「最後の朝」を迎えた。いつものとおり、午前5時30分に教職員宿舎を出発し、当大学構内で最後の散歩を楽しんだ。既にこの時間帯、図書館の入口前では、学生達が自分の「カバン」や「リュック」、「魔法瓶」などを並べ、場所取りをしていた。
場所取りを終了した学生は、近くのベンチなどで≪教科書≫や≪参考書≫を読み始めていた。早朝、いつも感じる≪緊張感≫が大学構内に流れていた。また、早朝から運動を楽しむ人も多い。「ストレッチ体操」をする人、「ジョギング」をする人、「バスケットボール」や「太極拳」を楽しむ人、「朝の踊り」を楽しむ人など、学生を含めた多くの人々が1周400mのグランド周辺に集まって来ていた。
黒龍江大学の教職員の先生方など、私の散歩仲間もジョギングや散歩を楽しんでいた。私にとっても黒龍江大学日本語教師として過ごす「最後の朝」。これまで私と一緒に散歩を楽しんできた当大学の学生のほか、ハルビン理工大学の学生も、私との別れを兼ねてわざわざ会いに来てくれた。いつものようにグランドで「日本語会話」を勉強し、その後、学生食堂で最後の朝食を楽しむことができた。
私と一緒になって勉強してきた学生諸君の活躍と、今後の健闘、健康、そして幸福をお祈りしたい。
「最後の朝」 図書館の入口前には、学生達が自分の「リュック」、「魔法瓶」などを並べ、場所取りをしていた。
「最後の朝」 早朝、ベンチに座り、勉強を開始している学生達。
「最後の朝」 熱心に本を読む学生。
「最後の朝」 早朝から、勉強を開始している学生。
「最後の朝」 ストレッチ体操を楽しむ人々。
「最後の朝」 ラジオ体操を楽しむ人々。
「最後の朝」 バスケットボールを楽しむ人々。
「最後の朝」 朝の踊りを楽しむ人々。
「最後の朝」 太極拳を楽しむ人々。
「最後の朝」 「ロボット体操」を楽しむ人々。 トラックの向こう側、白い服を着た一群。
「最後の朝」 私の弟の「オカリナ」の演奏に耳を傾ける学生達。
私と一緒に最後の朝食を楽しむ学生たち。 送別の記念品として学生たちの言葉が書かれた「アルバム」を頂戴した。