猫の目日和

気の向くままにぐるぐると。猫の目次第。

大河ドラマ「功名が辻」

2006-03-20 | 舞台とか映像とか音楽とか本とか

おもしろくなってきた。

最初は我慢して見てた部分もあった。大河の定石(?)、主人公の子供の頃からやるから、どうしても若作りの俳優さんが目立って。「組!」とどうしても比べてしまうから余計に違和感。柄本藤吉郎しかり浅野ねねしかり舘信長しかり大地真央のお市しかり(和久井お濃より年上やん!)と。柄本さんは志村けんさんとのコントのようで・・・。なんだか皆さんカラカラと空回りしてるような、そんな感じがなくなってきたような。上川さんの、表情が余り顔に出ない感じがあまり好きではなかった。

「こいつらが土佐の身分制度を作ったんか!」

そんな気持ちもあって(!)、斜め見をしていた自分。が、だいぶ俳優さんたちも慣れてきた?役の年齢が近づいてきたこともある?のか、柔らかく、自然に感じられる様になり・・・。こんなことは戦国時代にはないないなどとつっこみながらも毎週見ている。あ、史実どうこうではなくてね。三谷将軍の演技もひそかに楽しみで今日はくしゃみと白マフラーにやられました)。あいかわらず容保様は容保様だし(いい意味で)。

ただ、いまだにやっぱり信長には違和感だなあ~。だいぶこなれたとはいえ、舘さんはちょっと違うなあ。

『私の戦国時代』は、信長=高橋英樹、濃=松阪慶子、秀吉=火野正平、光秀=近藤正臣。そう、大河「国取り物語」のメンバー。年代がわかるわっ。でもすごく好き。これで司馬遼太郎にはまったし。いまだにベストメンバー。本能寺のシーンが眼にうかぶ・・・。あ、反町信長も良かったな~。竹中直人や緒方拳の秀吉も次席。

ってことで、次回も楽しみになりつつある。