怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

広島大学K教授の発言から(1/3)

2006-01-24 00:05:28 | 教育
いけないいけない。
広島大学のK教授の話を書き忘れるところだった。

1、理科教育の今昔
「指導が下手でも科学を語れる教師が昔はいたが、今は少なくなった。」
(だからどーしたがないのだが、そういった人が面白かったのだそうだ)
「今は、そういった人が生み出されにくい。」(さらにだからどうしたである。)
「(理科を含む)授業がある程度うまい先生は増えてきたが、残念だ。」
この人は何がいいたいのだ?

「理科教育のシステムとしては、センター校形式がいいのでは?」
「教材研究は各教師には負担であるし、各自治体で、そういった学校を持てば、教材活用の高率化に繋がるはずだ。

もし、先の話を受けてのことならば、センター校形式の人材として「科学を語れる人」を置くことになる。
つまり、NHK教育などの名人先生のような存在をイメージしているのだろうか。
これは学校教育の人材的枠組みを大きく変革する提案だが、今いる教師はほとんど対象外であり、結局セクトを立ち上げたいというオタクな話であって、研究云々から離れ、失礼なこと甚だしいことを言っていたということになる。

K氏は理科教育という枠組みからものを言っているだけで、大きな視点を持っているとは言いがたい人のようだ。
教科理科を特化する発想だが、そういったことでは、さらに科学離れ、理科離れを助長してはいないだろうか。
科学を平たく語るのが理科教育ではないのだろうか(これは私の思い込みかもしれない)。
科学の実際は「こんなもの」として事実を見せるのは悪いことではないが、やはりそこにも体系は存在し、平易な理解を目指す指導は必要だと思う。

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