『 タオの法則 』
千賀 一生 著
老子書のエッセンスを現代風にランダムにまとめられています。老子書の訳本ではないです。開いたそのページの言葉が、道教的なおみくじの要領で、必要なメッセージを得ることができるよう配慮していますよ。
「あなたへの指針は(啓示)は、そのページの言葉そのものではなく、それを読んだ時に浮かんでくるあなた自身の心の声である。心の声を聞きながら読むことが大切だ。」
カルが開いたページからです。
ただそこにいるだけで
至福が沸き起こらぬのであれば
天の領域から離れている
イライラする時に心を平安にと言ってもなかなかそれは難しい。その気持ちを抑えても、抑圧されたイライラが渦巻いてどうしようもなくなる。だが、Taoにある人はイライラする状況の中でも至福の内にとどまることができる。
天が与えた「今」に生きれば、人は、ただそこにいるだけで至福となる。そして、至福の人は、そうしようとしなくても、他の人をも至福へと導く。もしも何かに不服であり、何かに不安であれば、天が与えた「今」ではなく、未来や過去への虚構に生きているはずだ。人間は、偶然に不幸になるのではなく、不幸になるべき心によって不幸を引き寄せる。
Taoは、すべてを宇宙にゆだねた快の領域だ。我という我をすべて捨て、天に自己のすべてをゆだねる時、過去の虚構も消え去ることになる。すなわちそれは、トラウマの消滅でもあり、その領域にある人は、他者のトラウマをも知らずの内に消滅させる。Taoは、心理カウンセリング的アプローチの一切を経ずしてすべてのトラウマを消滅させる唯一の道である。
イライラがいつもよりも気になっていませんか。
最後まで読んでくださって ありがとう つながっているすべての人に ありがとう
mozanさんも 独学で 生き方を学んで
いらっしゃるのですね。
共感できるところがありうれしく思います。
mozanさんに今 必要なメッセージはと 心の中で念じながら 本を開いて見ました。
「天命通りの生き方は 現実の対応からでは
始まらない それは 自身を真に受け入れることから始まる」 でした。 ご参考まで。
いつもありがとうございます。