じゃっくり

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いとことサッカー

2003年12月25日 | 雑記
高校生のいとこがサッカーの全国大会にでる。

彼は現在在学している高校に車、列車を乗り継ぎ1時間以上かけて毎日通っている。 彼以外のクラブ員はほとんどが学校近辺に下宿しているのに、彼は実家からわざわざ通っているのだ。

なぜそうしたのか。 下宿してしまうとどうしても生活が不規則になりやすく、食事面でも栄養がかたよりやすい。 そう考えた親御さんの配慮があった。 



地方の新聞、TVなどでも度々彼が紹介されるようになった。 それもそのはず、彼はチームの司令塔としての役割をそなえている中心選手だからだ。 少し前に、関西ナンバー1の実力をもつ奈良の大学に推薦入学がきまったところである。

僕はそんな彼になにかしてあげたかった。 話によると「スラムダンク」の本が読みたいらしい。 なので、僕は全巻はかえなかったが、1~25巻まで実費で彼にあげることにした。 あげたとき、彼がすごい喜んでくれた。 それで僕も嬉しくなった。 そこでふと思った。 最近人に喜ばれることをしていないな、と。 人を喜ばせるとはなんと気持ちのいいことだろうか。

別れ際に彼は何度も頭をさげ、僕にお礼をいった。 僕は「いやいや、いいからいいから」というが、彼の顔から喜びの表情は消える気配がない。 あまりに喜んでくれるので恥ずかしくなってしまった。

彼の将来の夢はJリーガー。 彼の夢が実現できるように僕も陰で応援することにした。

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