2009年10月25日(日)
休み。今日も引き続き燕趙園でコスプレ撮影。昨日三国志の蜀の月英というキャラのコスプレをしたEさんは、今日は私服でカメラ女子。Gさんは相変わらず母親的な立場でサポート。Yさんの衣装は魏の軍師、司馬懿(シバイ)。怪しさ漂う紫の衣装が雰囲気をだしています。
園に入る前に城壁や園から少し離れたところにあるミニ万里の長城で撮影。万里の長城を逃したレイヤーさん多いでしょうねえ。そしてなぜかパンダ撮影。
園に入る前にGさんも合流し、依水飯店でご飯。司馬懿なので、柴えびを食べました。ここと吉華は大会中、コスプレのまま出入りが自由なのです。こりゃあれですね。大会以外でも出入り自由にした方がいいと思います。もともと、町おこし的な意味合いでコスプレプロジェクトははじまったんです。こんなところで抑えてどうするんだって話ですよね。もっといえば、湯梨浜町内をレイヤーさんが負い目を感じず歩けるような雰囲気作りをせねばならんと思います。
午後からも各種イベントなどにはまったく立ち寄らず、撮影。コンテストなどに人が集まってる時間帯ってのは、ひそかに撮影タイムなんですよね。背景に人が写りこみにくくなりますし。
岩場は撮影には不向きだと思っていましたが、きてみるとなかなかどうして、ものすごく雰囲気がでていいものが撮れました。
司馬懿も例によって厚底靴だったようです。10センチくらいの。それでも昨日よりはだいぶ歩きやすそうにされてました。
終盤、一気にコラボ写真を撮ることになります。諸葛亮、呂布、露出が多い香港レイヤーさんなどなど。海外組みとは言葉が違うのでさすがに交流がしにくいですが、日本のレイヤーさんとは盛んに名刺交換とか情報交換をされてました。同じ趣味同士、それも世間一般的にはまだまだ人口の少ないコスプレが趣味の人同士ですから、一声かけたら自然と仲良しになっていくものなのでしょう。
午後4時くらいまで撮影させてもらって、その後はチーム鳥取の4人で鳥取市の某倉庫までいき、フィギュアなどを愛でたあと、YさんとEさんを某ホテルまでお送りしました。で、Gさんとは中部まで一緒に帰り、某ファミレスでプチ反省会をしました。
レイヤーさんの視点で今回の大会を見ると、たぶん大成功に近かったと思います。毎回この大会は評判がいいんです。ロケーションもいいですが、スタッフの対応がいいといつも言われます。観光客もぎらぎらした人は少なく、お年を召した紳士淑女の方が多いのでレイヤーさんもやりやすいのではないでしょうか。天気も薄い雲がかかっていて多少暗さが気になりましたが、雨も降らずいい条件だったと思います(個人的にはもう少し光が差して、いわし雲などでていたらベストでしたが)。レイヤーさんの人数も過去最高の150人と定員いっぱいでした。
カメラマンの視点から見ると、しかしやっぱり人がなかなか入っていたので構図など考えて撮らざるをえませんでした。顔がアップのものを撮れば背景に人が入らずいいのですが、せっかく燕趙園にきているのだから背景も存分に生かしたいものだと思います。ユキさんもそれは重々承知のようで、背景を取り入れてくださいと言われていました。
少々専門的になりますが、天気が上記のような具合だったので、仕上がり設定を基本的には「鮮やか」モードにしました。こうすることで輪郭が強調されて、風景にしまりがでます。曇りだとちょっと風景が浮いた感じになるので重宝しているモードです。それに、ホワイトバランスは基本的に「晴天」にしました。こうすることで、曇りなのに多少晴れているかのようにごまかすことができます。人物を小さめ、中くらいにしたのはレンズからしてもよかったと思います。僕のレンズは18mmから55mmの広角レンズなのです。風景を撮るのに適したレンズです。それでも人物を大きめに撮るときは、肌の質感をだしたかったので仕上がり設定を「人物きれい」に変えたりしました。
構図などのことでもう一つ。「鳥~みんぐ」(http://www.treaming.net/modules/bulletin/article.php?storyid=2019)で今回の大会の写真がたくさん見られますが、どうなんでしょう。カメラを横向きにしてウエストアップの写真が多いんです。人物に主眼をあてて、いきいきとしたレイヤーさんの表情は伝わってきますが、さすがにこればかりでは面白みにかけると思います。僕は人物を撮る場合は断然縦の方が多いんですけどねえ……。
レイヤーさんとカメラマンとのかかわり方を見ると、どうやらレイヤーさん数名に専属カメラマンが一人って形が多かったようです。海外組みが特に。カメラマンさんは基本的に自分のモデルさんしか撮られてなかったようです。僕もこれに該当します。誰を撮るか決めていないカメラマンさんは、でもこうじゃなくていろいろ声をかけて撮影させていたようです。「撮らせてもらっていいでしょうか?」って。通常料金の500円を払って園の中に入ってきた観光客もレイヤーさんを撮ってましたが、しかし皆さんよくそんな勇気があるものだなあと思ってしまいました。小心者の僕などは見てみぬ振りをして彼女らの横を通り過ぎることしかできなかったというのに。人の目を見つめることができないので、ほとんどのレイヤーさんの顔は覚えておらず、覚えているといっても胸から下の衣装くらいです。実は昨年、勇気を振り絞って中華コスプレコンテストにきたのですが、結果一人も声をかけることができず風景ばかり撮ることになってしまっていたのです。そういう意味でも今回のユキさんには助けられました。
燕趙園を主に今回の大会を見ると、大成功だったんじゃないかと思われます。ボランティアなどほとんどこないんじゃないの? と思っていましたが、ざっと見る限り10人近くいたんじゃないでしょうか。そのうちの一人は兄の知り合いでその後連絡先を交換することになりました。レイヤーさんとほとんど交流せず、ボランティアと交流するカメラマンて……。お金のことになりますが、150人もレイヤーさんが参加されたのでがぽがぽです。まあ二日間のことなんで持続力はないんですけどねえ。平日の燕趙園って本当に人が少ないんです。人がどばっときたと思ったら県外の観光バスの人らで。中国庭園をじっくり鑑賞されるかと思ったら鯉にえさをやるのに夢中だったり。中国雑技が中国的な雰囲気に一役かってるような気がしますが、なんだかやっぱり魅力を引き出せてない気がします。リピーターが少ないとかで、二年ほど前になりますか新聞にも取り上げられてました。いろいろ考えた上での奥の手が中華コスプレなんだと思います。一人コスプレが趣味の店員さんなどがいて、毎日衣装をかえて登場するとかなら面白みがあるんですけどねえ。
休み。今日も引き続き燕趙園でコスプレ撮影。昨日三国志の蜀の月英というキャラのコスプレをしたEさんは、今日は私服でカメラ女子。Gさんは相変わらず母親的な立場でサポート。Yさんの衣装は魏の軍師、司馬懿(シバイ)。怪しさ漂う紫の衣装が雰囲気をだしています。
園に入る前に城壁や園から少し離れたところにあるミニ万里の長城で撮影。万里の長城を逃したレイヤーさん多いでしょうねえ。そしてなぜかパンダ撮影。
園に入る前にGさんも合流し、依水飯店でご飯。司馬懿なので、柴えびを食べました。ここと吉華は大会中、コスプレのまま出入りが自由なのです。こりゃあれですね。大会以外でも出入り自由にした方がいいと思います。もともと、町おこし的な意味合いでコスプレプロジェクトははじまったんです。こんなところで抑えてどうするんだって話ですよね。もっといえば、湯梨浜町内をレイヤーさんが負い目を感じず歩けるような雰囲気作りをせねばならんと思います。
午後からも各種イベントなどにはまったく立ち寄らず、撮影。コンテストなどに人が集まってる時間帯ってのは、ひそかに撮影タイムなんですよね。背景に人が写りこみにくくなりますし。
岩場は撮影には不向きだと思っていましたが、きてみるとなかなかどうして、ものすごく雰囲気がでていいものが撮れました。
司馬懿も例によって厚底靴だったようです。10センチくらいの。それでも昨日よりはだいぶ歩きやすそうにされてました。
終盤、一気にコラボ写真を撮ることになります。諸葛亮、呂布、露出が多い香港レイヤーさんなどなど。海外組みとは言葉が違うのでさすがに交流がしにくいですが、日本のレイヤーさんとは盛んに名刺交換とか情報交換をされてました。同じ趣味同士、それも世間一般的にはまだまだ人口の少ないコスプレが趣味の人同士ですから、一声かけたら自然と仲良しになっていくものなのでしょう。
午後4時くらいまで撮影させてもらって、その後はチーム鳥取の4人で鳥取市の某倉庫までいき、フィギュアなどを愛でたあと、YさんとEさんを某ホテルまでお送りしました。で、Gさんとは中部まで一緒に帰り、某ファミレスでプチ反省会をしました。
レイヤーさんの視点で今回の大会を見ると、たぶん大成功に近かったと思います。毎回この大会は評判がいいんです。ロケーションもいいですが、スタッフの対応がいいといつも言われます。観光客もぎらぎらした人は少なく、お年を召した紳士淑女の方が多いのでレイヤーさんもやりやすいのではないでしょうか。天気も薄い雲がかかっていて多少暗さが気になりましたが、雨も降らずいい条件だったと思います(個人的にはもう少し光が差して、いわし雲などでていたらベストでしたが)。レイヤーさんの人数も過去最高の150人と定員いっぱいでした。
カメラマンの視点から見ると、しかしやっぱり人がなかなか入っていたので構図など考えて撮らざるをえませんでした。顔がアップのものを撮れば背景に人が入らずいいのですが、せっかく燕趙園にきているのだから背景も存分に生かしたいものだと思います。ユキさんもそれは重々承知のようで、背景を取り入れてくださいと言われていました。
少々専門的になりますが、天気が上記のような具合だったので、仕上がり設定を基本的には「鮮やか」モードにしました。こうすることで輪郭が強調されて、風景にしまりがでます。曇りだとちょっと風景が浮いた感じになるので重宝しているモードです。それに、ホワイトバランスは基本的に「晴天」にしました。こうすることで、曇りなのに多少晴れているかのようにごまかすことができます。人物を小さめ、中くらいにしたのはレンズからしてもよかったと思います。僕のレンズは18mmから55mmの広角レンズなのです。風景を撮るのに適したレンズです。それでも人物を大きめに撮るときは、肌の質感をだしたかったので仕上がり設定を「人物きれい」に変えたりしました。
構図などのことでもう一つ。「鳥~みんぐ」(http://www.treaming.net/modules/bulletin/article.php?storyid=2019)で今回の大会の写真がたくさん見られますが、どうなんでしょう。カメラを横向きにしてウエストアップの写真が多いんです。人物に主眼をあてて、いきいきとしたレイヤーさんの表情は伝わってきますが、さすがにこればかりでは面白みにかけると思います。僕は人物を撮る場合は断然縦の方が多いんですけどねえ……。
レイヤーさんとカメラマンとのかかわり方を見ると、どうやらレイヤーさん数名に専属カメラマンが一人って形が多かったようです。海外組みが特に。カメラマンさんは基本的に自分のモデルさんしか撮られてなかったようです。僕もこれに該当します。誰を撮るか決めていないカメラマンさんは、でもこうじゃなくていろいろ声をかけて撮影させていたようです。「撮らせてもらっていいでしょうか?」って。通常料金の500円を払って園の中に入ってきた観光客もレイヤーさんを撮ってましたが、しかし皆さんよくそんな勇気があるものだなあと思ってしまいました。小心者の僕などは見てみぬ振りをして彼女らの横を通り過ぎることしかできなかったというのに。人の目を見つめることができないので、ほとんどのレイヤーさんの顔は覚えておらず、覚えているといっても胸から下の衣装くらいです。実は昨年、勇気を振り絞って中華コスプレコンテストにきたのですが、結果一人も声をかけることができず風景ばかり撮ることになってしまっていたのです。そういう意味でも今回のユキさんには助けられました。
燕趙園を主に今回の大会を見ると、大成功だったんじゃないかと思われます。ボランティアなどほとんどこないんじゃないの? と思っていましたが、ざっと見る限り10人近くいたんじゃないでしょうか。そのうちの一人は兄の知り合いでその後連絡先を交換することになりました。レイヤーさんとほとんど交流せず、ボランティアと交流するカメラマンて……。お金のことになりますが、150人もレイヤーさんが参加されたのでがぽがぽです。まあ二日間のことなんで持続力はないんですけどねえ。平日の燕趙園って本当に人が少ないんです。人がどばっときたと思ったら県外の観光バスの人らで。中国庭園をじっくり鑑賞されるかと思ったら鯉にえさをやるのに夢中だったり。中国雑技が中国的な雰囲気に一役かってるような気がしますが、なんだかやっぱり魅力を引き出せてない気がします。リピーターが少ないとかで、二年ほど前になりますか新聞にも取り上げられてました。いろいろ考えた上での奥の手が中華コスプレなんだと思います。一人コスプレが趣味の店員さんなどがいて、毎日衣装をかえて登場するとかなら面白みがあるんですけどねえ。