マリカー：上手さを逆手にとるプレーヤー

そのゲームをやりこんだ人は、自分よりうまい人を尊敬したりする。だけど、うまいというただそれだけで尊敬しない方がいい。

勝率が九割の僕は、ちょっと前に立て続けに三連敗した。しかも全部違う人。その中の一人がなかなかのやっかいもんだった。うまい、僕よりかなり。名前から推測するにおそらく外国人だろう。彼はスノーマウンテンばかり選んできた。スターを選び取ると、僕がくるまで道で立ち止まり、ぶつかってきた。そして僕が復帰していざ走ろうとしたとき、またぶつかってきて、それを二三度繰り返してきた。だけど、僕はやめない。こいつ！　とか思いながら後を追った。すると彼はアイテム箱の前で待っていた。おそらく、相手より降順の状態でアイテムを取ることによる効果を狙ったのだろう（ちなみにこれは全然ＯＫなプレーだと思っている）。そして、僕を追い越し、またアイテムの前で待つ。でもさすがにこれを繰り返されるとむかむかしてくる。

一番嫌だったのは、ゴール前で待っていること。「ごくろうさん」と嘲るように笑いながら、相手が必死に追いかけてきたところで、ゴールテープを切る。相手を怒らせて操作を不正確にさせる効果を意図的に狙っているという考えもあるが、それでも僕は彼のことがとても嫌いになってしまった。だけど、僕はゲーマーの端くれとして、今度対戦するときには絶対追い抜いてやると心に誓ったのであった。

戦績：59勝11敗

マリカー：ネット対戦のコツ

ネット対戦、けっこう勝てるようになってきました。なのでちょっとワンポイント攻略を。

最初、スタートダッシュをわざと失敗したり、遅らせたりして3位か4位でアイテムを取る（いいアイテムを出すのが目的）人がいますが、これやると僕の場合は勝率が下がります。だって、もし3位でとったとすると、4位の人から甲羅をぶつけられるかもしれないし、前の二人からバナナの皮や箱を置かれスリップする恐れがありますから。

だから、僕はしょっぱなからぶっとばして、がんばって1位を維持しつづける走法をオススメしておきます。1位だとバナナの皮、箱などがほとんどですので、これを置く位置を考えましょう。ただ適当にぽいってだしてもあまり意味がないので、車体を操作しにくい急カーブの途中に置くとか、山になっている箇所では下りのところに置くことで多くのプレーヤーがあたってくれます。チョコマウンテンなどでは必須だと思います。また、相手をスリップさせるのが目的ではなく、最短距離を走らせないという目的で、カーブのイン側においたりするのもいいかもしれません。

これができる人なら、次は下の液晶画面にも注目しましょう。今の自分の順位をいつも頭に置きながら、相手が今どんなアイテムを持っているのか確認できたら強いです。例えば自分はバナナをもっているとき、すぐ後ろの人が赤甲羅をもっているとします。この場合はすぐにバナナを捨ててしまわず、相手が赤甲羅を投げてくるのを確認して、バナナで相殺させましょう。これ以外にも、3、4位の人がトゲゾーをもっているのが分かったら、あえて1位の座を明け渡して2位になったりするのもいいでしょう。

んなわけで、けっこう僕は勝ててます。

戦績：58勝8敗