じゃっくり

日常をひたすら記すブログ

日本人はなぜオタクとなりえたか

2005年03月08日 | 社会
日本人はなぜオタクとなりえたか

「オタク」って言葉が生まれたのは1983年なんですね。創始者は中森明夫って人だそうですよ。

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関数電卓男の中でもっとも変わっていた人物が、いつも筆者のことを「おたくは~」とか「おぬしは~」とか呼んでいたのを、非常な違和感を持って聞いていたことを思い出す。正真正銘オタクの本物に出会ったのは、それが初めてだった。
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「オタク」の語源って、ここで言われているように、相手に呼びかけるときの「おたく(お宅)」なんですかね。「あなたは」でもなく「○○さん、○○君」なんていう固有名詞でもない、「おたくは」って、よく考えたら違和感がありますね。僕の知ってるオタクさんは、僕のことを「そちは」などという江戸時代風の言葉を投げかけ、僕をその時代へとしばしタイムスリップさせるのを得意としていましたが、やはり、オタクには変な人が多いです。もっとも、僕は変な人が好きなので、彼とはうまが合ったんですが。

筆者はオタクの定義を示している。

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一般の人があまり価値を認めない、なにかのテーマに没頭して研究するタイプの人間の総称という、かなり広い意味で捉えている。
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僕もこれには納得する。世間一般では、違和を覚えることと、偏執的なものを好む人がオタクといわれやすいと思う。それは自分からみた印象で移り変わるものであって、よって、ごく一般的な人からみたら、ギャルゲーにハマっていて髪がぼさぼさでファッションセンスがない若者をみて、「あいつ、オタクだな」という場合がある一方で、同じくゲームにハマっている人からみたら、その若者は特に違和を感じないので、オタクとは映らないかもしれない。だけども、その知識量が半端なく、ずば抜けている人はそれだけでオタクだといわれても不思議じゃないという受け止め方もされている。しかし、イチローなどは野球に偏執的だといえるけども、一般人で「イチローってオタクだよね」っていう人はほとんどいないだろう。それは、野球というスポーツが国民的な競技であり、なじみがあるからそう言わないのだ。限りなく偏執的でも、どこか同調できるものであれば、それはオタクとは呼ばれない。
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ツボにはまれば、バツグンの集中力を武器に難題をクリアするタイプである。オタク的な人材は、使いどころを間違わなければ、企業にとっては大きな戦力だ。したがって給料も悪くない。さらに独身というところにも、ポイントがある。自分の行動に干渉する人が居なければ、思う存分時間とお金を使うことができる。
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ある一分野を専門的に趣味として楽しんできているオタクは、たしかにそれが仕事にも生かせるケースが多いのだろう。オタクで高学歴な人はたしかに多い気がする。オタクがオタクと成りえる過程には、相手より知識量が多いという面がある。オタクの世界は競争社会なのだ。僕もゲームが好きで、時によってはかなり没頭し、他人の記録を目標により高いスコアを目指していたりする。そして、他人より優れていたときはなんともいえない満足感、優越感に浸ることができ、それが「オタク度」を高めていく。競争社会で成り立っている日本で、そういったオタク性はたしかに役に立っているといえる。

展開も考えずに、思いのままに書き綴ってしまったけど、オタクって面白い。僕はweb上に文章を書いているけれども、できればオタク的な文章を書いてみたいと思っている。すでにブログ自体がオタク化しているのだけど、それはそういう意味からです。

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東京雑貨日記
・ゲーマーは社会的適応力がないといわれていますけども、どうなんでしょうね。僕はこれまで縁があって、いろいろなゲーマーさんとネット、リアルで接してきましたけども、ゲームがうまい人、それも全国レベルにもなると、逆にコミュニケーション能力が高い人が多いです。ネットではもちろんですが、実際に会って驚きましたが、すごく対人関係を処理するのがうまいです。いわゆるマイナスイメージをもたれる「オタク」な感じが全然しませんでした。

「最近の若者はゲームばかりしているから、もっと面と向かって人とコミュニケーションしなくてはいかん!」などという高齢者の愚痴が聞こえてくるけど、うまく付き合っていくのが一番いいと思います。ゲームもネットも使い方をうまくすれば、よりよい人間関係が築けるんじゃないでしょうか。

日本人の睡眠時間は世界最短?

2005年03月08日 | 社会
担当 ダル

日本人の睡眠時間は世界最短? 睡眠習慣調査の結果

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アジア、ヨーロッパ、アメリカ合衆国の28の国および地域の1万4千百人が参加した世論調査で、アジア人の40%が深夜0時過ぎに就寝するという結果が出た。アメリカ合衆国の34%、ヨーロッパの32%に較べても、最も大きい数字である。
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アジア人の40%が深夜0以降に寝てるって、けっこう意外だよな。まあ日本やら韓国やらシンガポールやらは先進国だから、知的労働っていうか、残業は当たり前って仕事が多いから寝るのが遅いのはわかるが、人口の多い中国だとか、インドネシアだとか、インドはすんげーはやい時間に寝てる印象があるけどな。まあ中国も今経済が急成長してきているみたいだから、夜行性になってきている人も多いと思うがな。だけども、パプワニューギニアなんかの民族は絶対9時ごろには寝てると思うぞ。いのししを捕らえて焼いて食べたり、木の実をとってきて食べたり、体を動かしているから早く寝るんだよな。アメリカよりもアジアの方が遅いとはな。

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睡眠時間が最短だったのは日本人だ。41%の人が一晩6時間かそれ以下の睡眠時間で暮らしているという。
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こりゃある意味で予期してたが、やっぱ日本人は睡眠時間が少ないんだな。寝る子は育つっていうけど、日本人はあまり寝てないのになぜか長生きなんだよな。矛盾してねえか? まあ、おいしいもん食ってるからだと思うけどな。ちなみに長生きのためには7時間の睡眠時間をとるのが一番いいらしいぞ。お前等も今日から7時間寝ろってこったな。ダルは今受験戦争の真っ最中だから、1日3時間しか寝てないけどな。

ダルがいいたいことはそれだけだ。

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ひまわり☆パパの書斎
・高校時代には朝5時におきて、6時に出発されていたみたいだ。げげ、すごいハードスケジュールだな。寝足りない分、土日に12時間寝てたということだけど、本当に疲労回復するのだろうか。ダルにはいまいちわからない。かえって土曜日も同じようにしていた方が体調が整うと思うのは、間違いなのか。