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ブラジルの緑の革命 アフリカのモザンビークに波及して スエズの守り神が生かされる

2013-08-29 10:45:55 | 個人メディア
ブラジルの緑の革命

セラードの革新 その成果は22年間かかる。
ブラジルの大豆生産は米国と同じ世界一の生産量になる。
日本がブラジルの緑の革命に荷担したのは1970年代73年の米国の大豆凶作にあった。
輸入を米国に依存していた日本は高騰した大豆価格に苦しんだ。
セラードの緑の革命は22年間で大豆農産地は34万5千ヘクタールとなった。
この大豆増産があって中国はブラジルに輸入を依存した。
日本政府は品種の改良、土壌改善、日本からブラジルへの専門家の派遣、105人 ブラジルから日本への技術研修者は76人の交流を行う。
この成功はアフリカ諸国にも及び、日本政府の支援でモザンビークは2011年から大豆、ゴマの農業生産を行うことになった。
天然ガス、石炭の地下資源に恵まれている。鉱業、農業を通じてモザンビーク政府は雇用を600万人も創出が出来るともくろんでいる。
モザンビークはブラジルと同じポルトガル語でポルトガル、ブラジル、モザンビークは同盟関係にある。
マダガスカルの沖合とモザンビークの沖合に挟まれたモザンビーク海峡海底には天然ガスが豊富に眠っている。
ゴマや大豆の出荷をやりとげる港湾整備も含めて日本政府の農業、鉱業、港湾、造船、流通とモザンビーク経済発展に寄与すると雇用の拡大につながることになる。
天然ガスは日本の探査により埋蔵を確認している。こうした天然ガスが液化ガスとして出荷できる可能性を秘めている。ゆえにアフリカ、モザンビークからソマリア沖やイエメンを通過してジブチを経由しスエズ運河に航行して地中海周辺諸国に液化天然ガス供給の壮大な計画につながる。
ジブチはスエズ運河やモザンビークの守り神であり、日本の海上自衛隊、護衛艦2隻とP3C哨戒機が派遣されている。
今後は日本海上自衛隊護衛艦1隻は多国籍軍に編成される。
モザンビークの農業生産や鉱業生産が軌道に乗ればさらに護衛艦の派遣が求められる。
ジブチ沖を通過する日本船舶は580隻、世界各国の船舶を含めると3000隻が航海しており、海上の安全確保*シーライン*を行っている。ジブチ沖で活動する自衛隊の懇親的な活動に栄光あれ。
韓国出身の国連事務総長はこうした状況をふまえて日本政府の国際貢献を考察していただきたいと願う。
軍拡の予算投入を先に急ぐのか、雇用を創出するインフラ整備が先か。農業生産や自前のエネルギー確保か。
2050年世界の人口は70億人から90億人と増加する。
エネルギーの不足、食糧の不足、水資源の不足とこうした事態にモザンビークは対処している。
ブラジルをはじめ南米、アフリカ諸国がモザンビークの雇用創出革命を注目している。日本政府に対しても。