ひよりみっ!

ディープインパクトが三冠馬になった年からやってる日記

比呂美はどこまで自爆を重ねていくのだろう……

2008-01-31 01:43:14 | アニメ
それでは、true tears第3話「どうなった? こないだの話」のあらすじ感想を。
この作品、アニメ感想ブログとかを見てまわる限りでは非常に評判がいいのですけど、イラストサイトで描かれているのはあまり見かけませんね。
そういうのでは、「狼と香辛料」のホロをよく見かけます。
やはり、見た目地味なせいか……。
というわけで、布教活動もかねて今週もがんばろ~。1週遅れてるけど……。

冒頭は、前回比呂美が眞一郎に謝ったところから。
翌朝、眞一郎は比呂美が言い残した「見抜かれちゃった」という言葉を気にしたまま登校します。
いつも通りに下駄箱を開けると、そこにはピンク色の紙に包まれた何かが。
薬包のように見えたその中には、例の「天空の食事」が入ってました(笑)。

教室につくと、野伏があいさつしてくれましたが、ちょうどそのとき、教室の前のほうから比呂美の笑い声が聞こえてきて、眞一郎はそちらに気を留めます。
バスケ部員の黒部さんと、たわいのない話をしてたみたいです。
たぶん、眞一郎がかつてイメージしてた比呂美はこんな感じだったんじゃないですかね。
視聴者から見る限りでは、これもフェイクっぽいですが。
一方、眞一郎も席について野伏と「今日もあいちゃんに行くべ~」とかいう話をしてたんですが、机の中にもピンク色の紙包みがあるのを見つけて、眞一郎の顔はまた青ざめます。
休み時間になって、ようやく2つの紙包みを捨てたところで、野伏が英語の辞書を貸してくれと眞一郎に頼んできました。
眞一郎は何気なく「あ~、ロッカーに入ってるよ~」と答えますが、次の瞬間に気づきます。そちらにも天空の食事が用意されているであろうことに(笑)。
それにしても、ダイブしてまでニワトリのエサを見られたくないと思った眞一郎は必死だわ。
そしてこぼれた赤い実は授業中も教室のすみに放置されてましたが、伏線かどうかは不明。
ちなみに、そのときの授業は数学で、すでに積分の基礎まで授業内容が進んでましたが、いまどきの受験校って、1年生のときから積分教えるの?

で、野伏に赤い実のことがばれたので、石動乃絵から渡されたものと説明。
野伏は「そりゃ、愛だな~」と茶化しますが、眞一郎は「どんどん呪われてる気がする」と仏頂面です。
でも、どちらかというと野伏の言い分が正しいと私は思ってますが(笑)。
と、ちょうどふたりの目の前に石動乃絵の姿がありました。
何やら楽しげなステップで下校中です。
そういえば、カバンに鳥の羽根がついてたのは雷轟丸のなんでしょうね、きっと。
眞一郎は、赤い実の件について文句を言ってやろうと思い、野伏には先にあいちゃんに行ってもらって、自分は乃絵のあとを追いかけることにしました。

そして、軽やかに生徒たちの間を駆け抜けていく乃絵を追い続けて見つけたのは、乃絵が他校の制服を来た男子の腕に抱きついてスリスリしてる姿。
乃絵の表情はまるで猫みたいに甘えていて、男子のほうもまんざらではない様子です。
視聴者は、2話で乃絵が自宅で若い男性にハグしてたのを覚えてますから、その人物と結びついてる(ていうか、キャストのところに石動純ってしっかり出てたから(笑))わけですが、事情を知らない眞一郎が見れば穏やかでない事実ですよ。
そして、乃絵はその男子と一緒にバイクで帰っていきました。
オープニングでも乃絵がバイクの後ろに乗ってたシーンがありましたね。

さて、場面は今川焼屋のあいちゃんへ。
野伏が準備中の札がかかっている店内に入ると、そこではあいちゃんが料理を作っている最中でした。
しかし、恋人である野伏が来たのにあいちゃんは眞一郎がいないことを最初にクチにしたのですが、それをスルーしている野伏はいいやつなんだろうなと思います。幸せになってくれ(笑)。
で、料理は公民館への差し入れなんですが、おいしそうにできていたので、野伏は味見させてくれと大口を開けます。ようするに「あ~ん」を要求してるわけです。うん、気持ちはよくわかるよ~。
でも、あいちゃんの表情は何か微妙。察するに「先に食べさせたかった人がいるんだけど、この場合仕方ないか」といったところですかね。

と、ちょうどそこへ私服に着替えた眞一郎登場。
眞一郎は、ちょうどあ~んを実践しようとしていたところを目撃してしまいます。
そして、眞一郎の「何やってんだ、お前ら……」の言葉に動揺して、あいちゃん料理を落としましたよ。野伏の口の中に。里芋を熱く煮たやつを(笑)。
さらに、野伏が熱がってるのにしばらく硬直したままで、それが解けたあとも野伏ほったらかしで「ただの味見。……ほら。……はやくぅ」と言って、眞一郎にも味見させようとするあいちゃんの態度は露骨すぎ。
だって、こっちの味見のときはすっごく嬉しそうな顔してたんだぜ?
でも、顔を近づけてもらおうとかしてもたもたやってる間に、あいちゃんは箸でつかんでいた芋を落っことしてしまいました。今度はテーブルに。
それを「あいちゃんの料理なら床に落ちたんだって食ってやるぜ」と言って拾い食いする野伏はけなげすぎます。本当、幸せになってくれ……!

と、ここであいちゃんが「飲み物用意するね……」と言って、冷蔵庫から瓶のコーラを取り出すんですが、このタイミングで止め絵を使う演出のセンスは相変わらずすごすぎ(笑)。

そのコーラを飲みながら、眞一郎は野伏に「乃絵に彼氏がいた」という話をします。
その流れで、なぜ乃絵が眞一郎にちょっかいを出すのかという話になり、眞一郎は自分が雷轟丸というニワトリの代わりにされてるということを明かします。
もちろん赤い実の意味もばれて、餌付けされてるのかとからかわれる始末。これについては、「まだされてない」と反論しますが、「まだ」という部分に眞一郎の自信のなさがうかがえます。
ちょうどそのとき、あいちゃんの料理の準備も完了したようで、眞一郎に「時間だよ」と促します。

ふたりは公民館に向かう途中、遅れそうなので近道となる神社を通ろうとするのですが、このときにあいちゃんが眞一郎に問いかけます。

「どうなった? こないだの話」

眞一郎は、あいちゃんが何の話をしているか理解できなかったので、あいちゃんは「比呂美ちゃんの話」と付け足します。
眞一郎は何気なく「聞いてたのか~?」と言いますが、あいちゃんは必死で「聞こえてたの!」と言い返します。まあ、聞いてたんだよね(笑)。
それはそれとして、眞一郎が「それがさ~、乃絵と友達になりたいって言ってたのにさ……」と話を続けたので、あいちゃんは本当はそうではなかったのだということを悟ります。
そして「わかる気がする。どうしてそんなこと言ったのか」とあいちゃんが言ったので、眞一郎はその答えが気になってあいちゃんのあとを小走りで追いかけます。
にも関わらず、あいちゃんが「でも教えない」と言うものだから、眞一郎はついあいちゃんの腕をとって「おい、何だよそれ!」と詰め寄ってしまいます。
あいちゃんに「痛いよ……」と言われて、眞一郎は我に返るのですが、このへんで眞一郎が比呂美に対して必死なのがよくわかるというものです。
そして、このときの「痛いよ……」というセリフの抑えっぷりが、眞一郎の気持ちもわかってるあいちゃんの心の痛さまで表現しているようでGJ。
眞一郎は、場の空気を変えるために、先に歩き出したあいちゃんに向かって「荷物重いだろ、持つよ」と声をかけますが、
「人って……」
ここで、あいちゃんが答えらしきものを話しはじめたので、眞一郎はあいちゃんの隣に並びかけます。

「人って、誰かを好きになると、その人にもっと近寄りたいって思うよね」
「もっともっとその人に。でも、それが叶わないとき、その人の近くにいる誰かのそばに……」


ここまで言って、あいちゃんは不意に顔を赤らめます。
もしかして、自分の気持ちが眞一郎にばれたかと思ったんでしょう。
野伏と付き合ってるのは、眞一郎が比呂美のことを好きなのを知ってたので、野伏のほうから付き合ってほしいと言われたときに「眞一郎の友達なら……」という理由でOKしたとかかな。
あいちゃんは、おそらくそれがずるいことだと思ってますから、眞一郎にばれたら嫌われると不安だったはずですが、

「……誰かって?」

眞一郎は素晴らしき鈍感野郎でした(笑)。
すると、今度は「こっちがこんなにドキドキしてるのに、そっちは何もわかってないのか!」と思って悔しくなったんでしょう。
あいちゃんは、思いっきり足を振り上げて眞一郎のすねにキックをお見舞いします。
そして「あんたみたいなやつを好きになった女の子は……大変だよっ!」と言って、荷物を置き去りにしたままひとりでスタスタと行ってしまいました。
この一連の動きも、視線の動きとか間のとり方が絶妙で、あいちゃんの複雑な気持ちがよく伝わってきましたよ。

公民館に着いて着替え中の眞一郎は、あいちゃんの言葉について自分なりに考えてみました。
もともとは比呂美の話だったんですから、当然眞一郎は「誰かを好きになった人」を比呂美と仮定します。
すると、乃絵に近づこうとしたのは、乃絵のそばにいる誰かに近づこうとしていたということになり、では乃絵のそばにいるやつは誰かというと、自分ではないかと当然思い至ります。
その場では「まさかな……」と考えを打ち消す眞一郎でしたが……。

「こんばんは~」

と言って、練習場所に姿を現した眞一郎に顔のきもちわるさったら(笑)。
その顔が家に戻るときまで続いてたものだから、前に屈伸見られた丸坊主の人に目撃されてしまって、今度は「顔の運動」とか言ってごまかしてました。
しかし、それでごまかされる坊主の方は、眞一郎が坊ちゃんだから見逃してくれたのか、もともと天然なのかさっぱり読めないよ。

眞一郎は家の中に入るんですけど、廊下を歩いている途中で、さっきまでゆるんでいたはずを表情を急に硬化させます。これだけで、視線の先にお母さんがいると想像できるというもの。実際、そこにはお母さんと比呂美がいました。
眞一郎はことさら気を引くように「ただいま」と強い声で呼びかけ、近づいていったとき、足元に風呂敷に包まれた酒瓶があることに気づきました。
ようするに、それを比呂美に届けさせようとしていたということです。
もう遅い時間だから、明日でいいだろと眞一郎が言うと、お母さんは今日届ける約束なのと言い返しました。
そこで、比呂美が黙ってお母さんの言うことを聞こうとしたのですが、それより先に眞一郎が酒瓶を持って行き、比呂美に「行くぞ」と呼びかけたのでした。

こうして一緒に出かけていった二人と入れ替わりに戻ってきたのがお父さん。
何があったのかとお母さんに事情を問うと、お母さんはお届けものだと答え、さらに「しんちゃんまで行かなくてもいいのに……」と付け加えます。
以下、夫婦のやりとり。

「なら、眞一郎に頼めばよかっただろうに」
「どうしてしんちゃんに」
「どうして比呂美に? 比呂美は、もううちの子なんだ。眞一郎と同じ」
「私の子じゃありません」
「おい」

ここで、お母さんがその場から離れていくのですが、「私の子じゃありません」というセリフが意味深。
1話の段階で想定していた、比呂美は眞一郎と半分血が繋がってるというケースが、少し色濃くなってきたように感じます。
まあ、昔の恋人の子(でも自分の子ではない)だから引き取ったとかいう線もまだ残しておくとして。

さて、眞一郎と比呂美は海辺の夜道を歩いています。
比呂美は「来ることないのに……」と言いますが、眞一郎は比呂美が気をつかっているのだと思います。
これが、あまり優しくされると自分の想いが抑えられなくなるかもしれないという比呂美の気持ちがこもってたりすると非常に萌えるところです(笑)。
それから、眞一郎は思い出したかのように、昔の話をします。

「ああ、この道歩いたよな、祭のとき。お前、はぐれちゃってわんわん泣いてさ」

これ、もちろん2話で比呂美がバスケの練習をしていたときに挟まった回想のアレです。
が、比呂美は一瞬はっとした顔をしてから目をそらし、「……覚えてないわ」と答えました。眞一郎がっかり。
そこで、眞一郎は話を別のことに切り替えるのですが、それがよりにもよって「昨日の見抜かれちゃったって何のこと?」という話。
しかし、そこは策士比呂美。

「ありがとう……。本当は、この道怖かったから」

と笑顔で言って話をそらしてしまったのでした。
この子、本当怖いなあ……(しかし、そこが萌えどころである)。

Bパート。
まずは前回の比呂美の回想シーンの続きから。
祭のとき眞一郎とはぐれた比呂美は、履物を片方落っことした状態で、
「置いてかないで……置いてかないで、眞一郎くん」
と泣きながら走り続け、竹林の中に入り込みます。
そこへ、上から眞一郎奇襲。
それを見た比呂美は不安と恐怖とがピークに達したのでしょう。その場でしゃがみこんで動かなくなります。
眞一郎としては、ちょっと驚かせようと思っただけなのですが、比呂美が思っていたよりも怯えていたことと、右足の履物がなくなっていて足が泥だらけになっていることに気づいて、これは大変だと思いました。
そこで、怖いながらも一大決心して比呂美が落とした履物を探しにいこうとするのですが、泣いたままの比呂美に黙って浴衣のすそをつかまれ、動けなくなってしまいました。
そこで、眞一郎がとった行動は……。

自分も右足だけ裸足になって、手をつないで一緒に帰る

でした。
おんぶとかするのかと思いましたけど、それはちょっと恥ずかしかったのかな。
それでも、比呂美の顔は嬉しそうでしたけど。

「全部封印したの。この家に暮らすって決まったとき」

とここで比呂美のモノローグ。
場面は仲上家に戻って、比呂美はいつものようにぼんやりとした目で自室の机に座ってます。
そして、ぽそりと一言。

「置いてかないで……か」

ということで、改めて比呂美が当時のことを覚えていた(そして、比呂美が最後に笑っていたということは、彼女にとっていい思い出だったということである)ことは確定したわけですけど、比呂美の言葉を額面どおりに受け取った眞一郎は、比呂美が覚えてないといったことにショックを受けてます。
それでも、一緒に歩けるようになっただけでも進歩だと言ってるんですよね。今までどれだけよそよそしかったんだ……。

で、ここから恒例の恥ずかしい絵本禁止タイム。
今回は、君につかんでほしくて差し出した手に赤い雪が降ってきて、それを食べると苦かった……って、餌付けされてるじゃん!(笑)

翌朝。眞一郎はうっかり机で眠ってしまったせいで早起きしてしまったんですけど、比呂美が学校に出かけるところだったので、自分が寝坊したのかと勘違いしてしまいました。
でも、それは比呂美が男子バスケ部の試合の準備をしなければいけなかったせいで、まだ時間に余裕があるとわかった眞一郎は二度寝することにしました。

そして放課後。対戦相手である蛍川のバスケ部員が歩いている姿を廊下で見かけつつ野伏と話をしていた眞一郎に、クラスメイトの女子が声をかけます。

「ねえ、仲上くん、あれ何? 仲上くんのでしょう?」

見てみると、例の赤い実が教室から廊下に向かってばらまかれていました。
あれですよ、えさをばらまいて置いたら、それにつられて獲物がひっかかるトラップみたいな(笑)。
そして、それに実際に釣られるから眞一郎はやっぱり餌付けされてます。
乃絵が登っている樹の下までやってきた眞一郎は「赤い実はいらないんだよ!」と怒鳴りますが、乃絵は「あなたが決めることじゃないわ」と流します。
そこで、眞一郎は例の男の話を持ち出します。

「あのさ、どういうつもりか知らないけど、あんまり俺に関わらないほうがいいんじゃないか? 彼氏、いるんだろ。俺、見たぜ、お前が一緒にいるとこ。だから、もうやめてくれ!」

しかし、乃絵は何がなんだかよくわからない表情で眞一郎の話を聞いていました。そして、眞一郎が立ち去ろうとしているときも、いつものように「待って、下りられないの」と呼び止めます。
が、この日の眞一郎は「自分で登ったんだろ。自分で下りろよ」とつれないそぶり。
仕方ないので、乃絵はそのまま地面にダイブしました。
この行動は眞一郎も予想外だったらしく、慌てて乃絵のほうに駆け寄り、心配しながら手を差し出したところで……。

無理やり引き倒され、おんぶさせられてました。

構図としては、ダイビング→女の子につかまれるという流れで、祭のときと同じなんですね。ダイビングしたのが、今回は眞一郎じゃありませんでしたが。
そして、今度こそ眞一郎は女の子をおんぶ。
おぶられた乃絵は、ごきげんでアブラムシの歌をうたってます。
このときに、眞一郎が乃絵に対して「お前、軽いな……」と言ってるんですけど、どういう意味があるのかはまだわかってません。
やがて、乃絵が「あっち!」というので、眞一郎はそれに従って乃絵を運んでいくと、そちらからはバスケットボールの試合が行われている音が聞こえています。
眞一郎は「お前、本当に足痛いんだろうな……」と言いつつも、乃絵をおぶったままそこへ連れて行きました。

で、試合を見に来ていた野伏や、記録係をしていた比呂美にまんま見られるわけで(笑)。

まあ、比呂美はそのまま試合のほうに目を戻しましたけどね。
ちょうどそのときシュートを打ってたのが蛍川の4番。
眞一郎が、乃絵の彼氏だと思った男子です。
彼、耳に赤いピアスをつけてるんですけど、これも伏線かな。

そして、その4番を見つけた乃絵は「ここでいい」と言って眞一郎の背中から下りて走っていってしまいました。驚く眞一郎なんで無視です。
そこへ野伏が「何やってんの」と近づいてきたので、眞一郎は4番の男がこの間言ってた男だと説明しようとします。

「あいつだよ、あの4番。あいつが乃絵の……」
「お兄ちゃん!」
「お兄ちゃんだ……」
「はぁ?」
「……は、兄貴ぃ?」

眞一郎、ナイスノリツッコミ(笑)。
試合終了後も、乃絵はお兄ちゃんにべったりです。
もっとも、お兄ちゃんもかなりのシスコンくさいけどね。
なお、試合は蛍川の圧勝。手っ取り早くお兄ちゃんができるヤツということを示すためでしょうね。
で、眞一郎はその勘違いをネタに野伏にいじられつつ、おんぶしてたことを比呂美に言い訳しておいたほうがいいとも言われます。
最初は「何でそんなことを……」みたいな態度を取っていた眞一郎でしたが、何だかんだいって比呂美のことは気になるようで、野伏には先に帰るように頼んで、自分は比呂美を探すために体育館を出て行きます。

その比呂美は、黒部さんと一緒に外のベンチで話していました。
黒部さんは、乃絵のことをおんぶしてた眞一郎のことを「何考えてるのかしら、あのバーカ」とののしってましたが、比呂美は「私には関係ないもの」とクールです。
黒部さんは、ここではっきりと「本当は仲上くんのことが好きなんじゃない?」と問い詰めます。
そこへ、比呂美への言い訳を考えつつも、最終的に「言い訳をするほうが何かあるみたいじゃないか」と思い、言い訳なんかやめたと開き直った眞一郎が近づいてきます。
眞一郎は、ふたりの会話をここから聞いてしまいます。

「うそ!」
「本当よ、こんなことで、朋与に嘘ついたりしない。……私が好きなのは、蛍川の……4番」
「そうなの」
「……」(コクリ)
「私には!」
「うん、だから、もう眞一郎くんの名前は出さないで」

そして、黒部さんと別れて立ち去ろうとした比呂美が、話を立ち聞きしていた眞一郎とばったり出会ってしまい、



こんな顔になったところで引き。
これ、比呂美にとってもショックですけど、眞一郎にとってもいろいろ辻褄があいすぎてショックなんですよね。
あいちゃんが言ってた「好きな人のそばにいられないなら、その人の近くにいる人のそばに……」という状況を比呂美にあてはめた場合、「その人」を乃絵のお兄ちゃんにすれば、乃絵に近づこうとした比呂美の行動の意味、さらには「見抜かれちゃった」の意味までもが説明ついちゃうので。
これから比呂美はどうしていくつもりなんだか。

一方であいちゃんもじょじょに本心が表に出てきましたよ。
眞一郎が比呂美にふられそうになったら、彼女ははたしてどう出るのか。
私としては、あまり尻軽に見られない程度にいろいろ悩んでくれればいいなと思ってます。

ところで、ここまで字数が7000・8000・9000で来てるんですが、最終回にはうっかり19000字になるとかないよな(笑)。

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