ひよりみっ!

ディープインパクトが三冠馬になった年からやってる日記

この作品のためだけにチャンピオンREDいちご買ってるんだぜ

2008-06-22 00:37:23 | 雑記
「おとまりHONEY」(みづきたけひと/チャンピオンREDコミックス)が先日発売されたので買ってきました。
基本は中学生男女の同居ものラブコメですが、主人公のうちには、メインヒロイン以外にも3人の同級生が転がり込んでいます。メインヒロインは4人目ね。
ヒロインの雪野さんは学級委員長で、クラスメートの松田くんのことが好きです。
松田くんは基本的に誰にでも優しくて、ゆえに「通学に時間がかかりすぎる女子」や「家で犬が飼えない女子」などの悩みを聞き、結果としてうちに長期的にお泊りさせることになってしまいます。
ここがかなりむちゃくちゃなんですが、両親公認なので問題ないのです。いや、それもまたむちゃなんだけど。
そんな事情を知った委員長は、「不健全だわ!」という建前のもとに、「松田くんのそばにいる危険分子」を排除しようとするのですが、いつの間にやら自分自身も松田家で寝泊りする仲間になってしまいます。
むしろ、大好きな松田くんと一緒に住めるので、ガンガンアピールしていっちゃおうと。
でも、松田くんはかなり鈍感で、自分が委員長に好かれてるとか思ってません。委員長のことは、異性としてすごく意識してるんですが(委員長は中学生らしからぬハレンチな身体をしておられます)、必死に理性を働かせて耐える毎日です。
このあたりからふたりのすれ違いが生まれて、委員長は毎回「松田くんに嫌われたらどーしよー」とかで泣いちゃってます。
一番気に入ってるエピソードは、

「松田くんって好きな女の子がいるのかな……」→「でも、直接聞くなんて恥ずかしくてできない~」→松田くんの友人から「友達のことで相談に乗ってくれ」と頼まれた→「そうだ、友達がってクッションをはさめばいいんだわ!」→実践してみたら、松田くんは一生懸命こたえてくれた→でも松田くんは「委員長って友達思いなんだな~」としか思ってない→そこへさっきの友人登場→「女子って、友達のことっていって自分のこと聞くよな~。委員長もそうだったりして~」→「そんなことないもんっ! ちゃんと相談されてるんだからっ!」→「ふええっ」と泣きながら委員長逃げ去る 

という流れ。
しかも、松田くんは委員長が自分のために質問してたことは察したものの、委員長が好きなのは別の男だと思ってます。
私は、どうもこの手の「いい人すぎて、自分に向かってくる好意に鈍感」という男子が好きみたいです。
ななついろのつわぶきくんも、そんな感じだったし。

そんな感じで、主人公の家に4人もの女の子が寝泊りしているにも関わらず、実質的にはハーレムものではなくて、マンツーマンの王道ラブコメです。
残り3人は小姑的ポジションですね。
ていうか、松田くんと委員長を同居させるシチュを作るために、
「松田家はいろんな子を普通に寝泊りさせてるオープンなおうちなんだよ」
という設定にしたと考えたほうがよさげ。
掲載誌がわりとマイナーなので目立たない作品なのですが、私はこの作品のためだけに雑誌買ってるくらいなので、それをアテにして皆さまもお読みになってはいかがでしょうか。
コメント
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