江の島の夏の夜を彩る「江の島灯籠2024」が始まり、台風一過で快晴となった江の島のサムエルコッキング苑など大小様々の約1000基の灯籠が点灯されて幻想的な光の演出に包まれる江の島の夏の光景を観てきました。
夕暮れ前には、サムエルコッキング苑内の多くのアオノリュウゼツランの中で、数十年に一度だけ華を咲かせる2本のリュウゼツランが、約8m程茎を伸ばして花を咲かせて珍しい姿を見せて、ヤシの木やシーキャンドルと背比べするような光景がみられました。
夕暮れ前には、サムエルコッキング苑のサンセットテラスからは、富士山の周辺は薄い雲に覆われていましたが、日が沈む約10分前には、雲も茜色に染まり始めて富士山の稜線が雲上に浮かび上り、多くの観光客で撮り合っていました。
雲も徐々に薄くなり、ダイヤモンド富士は見られませんでしたが、湘南の海や富士山周辺に描き出された幻想的な約20分のネーチャードラマが見られました。
陽が沈むと、苑内の灯籠の灯が点灯されて、夏の暑さを忘れる光景が創り出されていました。
煉瓦造りのコッキング温室遺構もライトアップされてリニューアルされた歴史感ある姿が見られました。
苑内の通路や芝生広場には、周り灯籠や様々な灯籠も光り輝き初めて、幻想的な空間が描き出されていました。
夢庭と呼ばれる広場には、独特のランタンが浮かぶ夜灯りの空間となっていました。
江の島縁起の龍や天女を描いた大灯籠
コッキング苑を出た亀ヶ岡広場の展望台からも、シーキャンドルと夕陽が光輝くサンセットシーンが観られました。
江島神社中津宮前の光りの散策路と朱色に輝く中津宮も見応えある光景が観られました。
江の島のシンボルの日本三大弁財天を祀る奉安殿前の通路や辺津宮前には風鈴のような光りの飾りが吊されて光り輝く光景が創られていました。
辺津宮から参道へ通じる随心門と鳥居には、江の島誕生の由来の「江の島縁起」をモチーフにした「光の絵巻」を描いた様子が光りと音で演出でライトアップされて、見応えある光景が見られ感動的なシーンが見られました。
猛暑が続く中で湘南のサンセットシーンと江の島縁起の絵巻を見ながら夏の夜の涼感を感じるひとときでした。
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