風のなかで・・・山里・海辺・清流

四国山地南側の山里・海辺・清流等を歩き・写真を撮り、ローカルの生活を報告します。

平和・幸せ

2013年12月19日 16時20分08秒 | 日記
人間の条件・・・平和の下で幸せな生活

昨日(18日)ローカル新聞に沢田 教一(写真家)についての記事が大きく取り上げられていました。彼を世界的カメラマンに押し上げた「安全への逃避」を中心に・・・
沢田 教一の写真は「戦場」という異常な世界で、straightな「人間の目」で人間の生き方、「してはいけない」ことや「幸せに生きる」ことを無限に描いています。
それらは、命の保証のない現場にその身を置き、生み出したものです。鋼のような若き男でした(=strong)。
私の様な「ヨロヨロ・ヨタヨタ」の生き方をしてきた者にとっては、彼の「生き様」は齢を取るほど身に浸みてきます。
新聞記事によると、ジャーナリズムの世界では最高の権威を持つピュリツアー賞に輝いた写真を見せられた同級生が「いい写真だなあ」と言うと、沢田は「水を浴びているところだよ」・・・「いいだろう!」と自慢する男ではなかった・・・と語っています。沢田教一の夫人サタが「戦場カメラマン」と言われるのを嫌っていたと話しています。
温かくて強い「平和と幸せ」を愛する人間性が想像でき、深く感動しました。






写真は15日、住民数名の集落を歩き撮ったものです。
廃屋となった軒下には、正月の餅をついたであろう「きね」が2つ。少し離れた雨戸を閉じた家の側に真っ赤な「ナンテンの実」。正月はすぐそこまで来ていますが人の声はしません。これが多くの山村の現実です。 

隣国との緊張

中国との尖閣諸島をめぐる問題は、その地域の歴史に問題があります。日本、この地域は戦後俺たちが支配してきた。中国、昔から俺たちのモノであった。
両国とも「領土」を死守するという、歴史用語に成っていたと思われる「ナショナリズム」台頭です。この先は「戦争」です。話し合いにより「解決の道」を選ぶべきです。
昭和の日中戦争では、中国側統計では、死傷者3500万人となっています。
超大国に成長した中国が日本に復讐心を持つのは無理もありません。
第二次大戦後、ドイツの徹底した謝罪に学ぶべきです。
そうすることが「平和国家・日本」の新たな発展になると思います。

秘密保護法について

民主主義とは、情報の開示=知る権利のうえに成り立つものです。
国内外の様々な情報を聞き・読み・意見を交わし・理解し、そのうえで選挙に臨む、ここに国民主権の民主主義が成立し機能します。
その根本である「情報」を秘密にする。これは「民主主義」の自殺行為です。「秘密保護法」は廃棄が急がれます。
ソ連を盟主とした共産主義国家では、「能力に応じて働き・必要に応じて分配=計画経済」を目ざしました。しかし、そこには秘密が多く、真実の情報は少なく、さらに人間にとって一番大事な「自由」とそれに基づく「自己決定」が認められていませんでした。民衆の抵抗により混乱し、消滅です。秘密は無い方が一番良い様に思います。

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