風のなかで・・・山里・海辺・清流

四国山地南側の山里・海辺・清流等を歩き・写真を撮り、ローカルの生活を報告します。

みどりの山里

2016年06月15日 09時43分46秒 | 日記
ブラジル・開拓農民写真家 大原治雄さんを想う。

 やわらかに 柳あをめる 北上の 岸辺目に見ゆ 泣けとごとくに  石川啄木

少年のころ、毎日遊んだ神社の広場や小川、そこに流れていた空気等は、身体のどこかに、何時までも生きています・・・

17歳で海を渡り、開拓に従事した過酷な日々・・・こころの中を、故郷仁淀の風や空気がよぎると、重い「汗と涙」が止めどなく流れたと想います。

家族を撮った作品は、明日に向かう「幸せ」を表現しています。
その内側は、この地で生きてゆかねばならない「運命」を背負った、男の「慟哭」であった様に想います。
それを表に出さない、この男の強い人間力!!

   (少し寄り道)

厚くて高い塀のなかで、御付き人の「神輿」に乗って、勉強せず、ハシャイデで大人になった、この国の代表。
点数獲得・青春は上を向くのみであった、ミヤコの代表。
この方々は、自然の風や雨、泣き笑いの友情等、厳しくて温かい自然の「アジ」を知りません。
真の人間力を持っていない、悲しい存在です!!

 < 鏡 川 上 流 > 6月10日・愛用 50CC カブで


古い古い物置小屋に吊るされていた針金の「カゴ」。狭い急斜面の山道を、水がしたたり落ちる稲の苗を入れて運んだ田植え仕事。もう~昔話しの世界です・・・


峠近くの道路に沿った斜面、小さな、よく手入れした茶畑。あと何年・・・

 < 雨 の な か 、 散 歩 > 6月12日 

日高・メダカ池公園のアジサイ


水辺のベンチ。隣の屋根付きテーブルとベンチの中から撮りました。晴れの日に来ていたら、多分ここで「パチ・パチ」より「オヒルネ」。




雨の降る日は、子供のころから、大キライ。しかし、ヨロヨロ・ヨボヨボの今では、雨天の湿原や花や虫にも、「こころ」が動きます。

 < 四 国 カ ル ス ト ・ 天 狗 高 原 > 6月14日

今日は晴れ、自宅出発 早朝4時、いつもの場所で先輩M氏と4時半合流・天狗へ。




天狗荘・駐車場に6時到着。山空気が心身に沁みこんできました。少し肌寒いが元気発生!!













キツネノボタン・アザミ・ツルアジサイ・オオヤマレンゲ・・・山岳地帯の、風や雪や雨等に耐えて、自分の「足腰」で立ち上がり、季節のなかで、咲き、輝いています。私はそこに感動です。
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