北欧デンマークおばさんの独りごちブロ

「住み慣れた地域で最期まで」をテーマにデンマーク高齢者福祉を研究し、世界のこと・日本のことを独りごちっています。

僕は、てっちゃん

2008-08-17 | プライベート
7月には長く家を空けましたが、
ずっと待っていてくれたのは、
愛犬「てっちゃん」。
(もちろん、家族も、、、ということにしておきたい)

犬種は、グレート・マルチ・シバーン。
れっきとした雑種で、
ARK(アニマル・レフュージ関西)からもらってきました。

このヒトミで見つめられると、もうダメです。
「早く帰ってきてね、ママ」という気持があふれています。

ARKでは、飼い主をなくした犬やネコ、棄てられたワンちゃんを
保護して、新しい飼い主を探す活動を続けています。
http://www.arkbark.net/

英語教師として日本にこられた
英国人のエリザベス・オリバーさんという方が主催されていますが、
「英語の教師は誰でもできるが、この仕事は私しかできない」
と、教師の仕事をやめて、ワンちゃんやネコちゃんの保護の
仕事に取り組んでおられます。

阪神大震災の時にも、多くのペットが飼い主を亡くし、離れ離れに
なったようですが、その時には、600匹以上のペットを保護されたそうです。

このてっちゃんも、棄てられて公園を放浪していたところを
保護されたようで、生後8ヶ月のころに我が家にやってきました。

放浪していた時に、子供にいじめられたのか、子供を異様にこわがって、
いまだに基本的に人間を信頼していないようなところがあります。

また、散歩の時には、地面をくんくんかいで、食べ物を探しながらでないと
歩けない下品なやつです。

ペロペロなめるのは、おかあさんを思い出して甘えているのだそうですが、
てっちゃんは、私をママだと思っているのか、
一緒にいる時は、口のあたりをぺろぺろペロペロ舐めまくっています。

「あなたが言っていることは、僕(犬)にはしっかりわかります。
 だから、たくさん話しかけてください」

この言葉が獣医さんの待合室の壁にかけてありました。

だから、たくさん話しかけています。

人間以外の生き物と気持を通わせるというのは、
とってもいいことですね。

ぼくは「てっちゃん」。
「デンばあ」とかいうおばさんともども、よろしくお願いいたします。



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