北欧デンマークおばさんの独りごちブロ

「住み慣れた地域で最期まで」をテーマにデンマーク高齢者福祉を研究し、世界のこと・日本のことを独りごちっています。

北欧アパレル「H&M]銀座にオープン

2008-09-13 | デンマーク最新
本日9月13日、銀座に
スウェーデンのファッションブランド「H&M(エイチ・アンド・エム)」が
オープンします。

「H&M」は、カジュアル衣料を低価格で提供するアパレルメーカーで
いわば、北欧版GAP。

最近ではスペインのZARAなども日本に進出していますが、
デザイン・テイストは、GAPよりもアダルトで、
ZARAよりもカジュアル、といったところでしょうか。
私もファンの一人であります。

「なぜ、日本に進出しないの?」とずっと思っていただけに、
ちょっと楽しみです。

とにかく安い! おしゃれ!
先日、テレビで紹介していましたが、
ディテールにかなり凝ったブラウスでも2,490円という安さ。
きっと日本人の心を、すぐに捉えてしまうでしょう。

「H&M」やZARAなどは、ファースト・フードになぞらえて
「ファースト・ファッション」と呼ばれており、
少ロットでパッとだして、売り切り、
また次ぎに別のものを少ロットでパッとだして、売り切り、、、、
という「少ロット早撃ち」とも言える戦略を取っているようです。

在庫リスクを減らしつつ、買い手には来店頻度を高めて、
「かぶるリスク」の減少をアピールできる効果が生まれるでしょうか?

Wikipedia によれば、、、

「H&M(エイチ・アンド・エム)」は、
正式にはへネス・アンド・モーリッツ(Hennes & Mauritz)と言いますが、
1947年に婦人服専門の「へネス(Hennes:彼女のもの)」としてスタート。
1968年にストックホルムの狩猟洋品店「(Mauritz Widforss)」を買収した際に、
「Hennes & Mauritz」としたのだそうです。

その際、在庫の中に紳士服が含まれていたため、紳士服も扱うようになり、
「H&M」という略称を正式ブランド名としたそうです。

ヨーロッパでは、キプロス、ラトビアを除く全EU加盟国、あるいは、
スイス、ノルウェーなどの非ひEU国、北米、中東、アジア(香港)に
30店舗を展開しており、社員数は6万8千人にもなるのだそうです。

デンマークのストロイエ(歩行者天国)にも数店がありますが、
レディース、メンズに加えて、鮮やかな色づかいの子供服が安くて、
品揃えもよく、魅力的でありました。

日本進出は、日本の一等地でということで、銀座でスタートしたようですが、
新宿、渋谷と順次開店するようです。


写真は、ストロイエからデンマークのデパート「イルムス」のあたりを撮った
クリスマス風景です。