レンタカーで旅行  後編

2006-06-24 01:08:46 | 旅行記


2004年初秋 レンタカーでまわりました   

9月16日
4人共それぞれの機会に訪れたことのあるロロピアーナ アニョーナのアウトレットに向けて出発です。
ロロピアーナは高速をおりてすぐの所に移転していたのを知らず(看板は目にしたのに気付かず)セシア渓谷めざします。 以前来た事のある道順も大体覚えていますのでスムーズに渓谷を登っていきます。40分ぐらいで目的地のアニョナがあります  少々クラシックなスタイルの物ばかりで、でも日本で見た同じコートが4割ぐらいの値段だったりするのでビックリです

工場のすぐ傍にあるレストランテニスで当年初物のポルチーニ茸がたっぷり入ったパスタを食べます。(昼食)    

車で10分ぐらいの所にあるロロピアーナへ行くが様子が変わっていて何だか変です ここは工場だけになっていてショップは前出の高速を降りたすぐ傍に移っていたのでした  新しい広い建物になっていてサイズ毎に展示棚が分かれていて買い易い配置になっています。日本を出る時からあれこれ迷わず無難なカシミヤのコートにしようと決めていましたのでゲット・・・フフフ・ヤッタゼ(下品な表現ですが)の気分でした。

今晩の目的地 Torre PelliceにあるホテルFlipotへNちゃんのナビで難しいトリノ近郊の高速道路が交錯した道を迷うことなく途中セルフの給油をしながら山中のフリポ(ミシュラン2つ星)に無事到着。

山中の事もあり部屋には暖房も入っていて、とに角寒かった。
レストランにおりると日本人らしいボーイさんが居て話しかけるとやはり日本人のソムリエでH田さんと言われました。 愛知県尾西市(現在は一宮市)出身とかで親しみをもちいろいろお話が弾みました。 
ここまでは日本人はプロがたまに来る位で素人はめったに訪れないと珍しがられました。
食事も会話も十分満足な夜でした。





9月17日
今日はイタリアからアルプスの端を通り一気にコートダジュールまで南下する。
険しい断崖山道をイタリアからフランス領に入り再度イタリア領にはいりこのあたりでメモを執っていてついに車酔いをしてしまう。皆に心配をかける。ごめんなさい。涙。  モナコのグレース王妃が自動車事故で亡くなったのはこの辺りだと知る。  とにかくくねくね道と断崖に緊張の連続でした。
コートダジュールの紺碧の海が見える所に12時に辿り着き昼食のレストランをさがしていたら目のまえにあった看板に沿って山に登りはじめたがどんどん上に上がって行ってもそれらしい店も無く道は細くなり心細くなった頃突然山頂のホテルレストランに辿りつく。   眼下に広がる紺碧の海と景色に感激して思わず皆で歓声をあげました。

そこでの昼食は当然イタリア料理   えびのいっぱい入った前菜にこれまた魚介類たっぷりのリゾットです。  あまりお腹いっぱいになると眠くなりそう 危険 危険。
モナコやコートダジュールは皆来た事あるので街中には入らず高速道路で雑踏を避け通過、先を急ぐ。

ニースの街中を通りネグレスコホテルの横を通過、海岸線をひたすら走りヤッホーと叫びます。遠くにアンディブを望み(Nちゃん以外は行った事ある)世界の富豪とりわけアラブの金持ちの船の係留の様子を見せたいと思ったがちょっと回り道になるし先を急いで割愛。

ヴィラフランシュ・シュール・メールのコクトーの教会を訪ねたが拝観時間が折り合わず次にビオットのフェルナン・レジェの美術館はここも工事中で休館。 残念だけど前で記念写真でニッコリのみ。

 今晩の宿泊地 グラースへ向かい途中フラゴナールのお土産屋さんでいい香りの石鹸や香水を買う。  重たい物を買ってしまった(一寸失敗だったかな???と思いつつ)グラースのホテルは難なく見つかる。 大理石のシャワールームとバスの一寸リッチなホテルです。
夕食まで珍しく時間があり一眠り出来、元気回復して20時過ぎの予約の夕食にレストランに下りる。
私たちは満席のレストランのほぼ中央の席で辺りを見回しながら客の品定め!!! 派手なプッチのドレスや、整形でチョッと大変な事になったマダムなど話題満載で楽しい時間を過ごします。 いかにも洋ネコと言うホテルのマスコット猫が愛嬌を振りまいています。



9月18日


早朝のホテルの玄関前


トロネーの修道院に寄る

次にオークルの産地で有名な景勝地ルシヨンに行く。


何だか見たような感じの家々が目に入ってフト気がついてIZちゃんに聞いてみると彼女が家を建てる時にこの辺りの建築様式を参考にしたそうな。テラコッタをふんだんに使った家です。納得しました。
切り立った崖の上からはヴォークリューズ山地やリュベロン山地の風景が圧巻でした。

明るいうちにアヴィニオンへ辿り着きました。宿泊のホテルは法王庁宮殿から数分の近さの賑やかな町並みにありました。

レストランは Cristian Etienne   法王庁の横でベストな場所でした。  9月も半ばだというのに大変寒い(ものすごく)上着とストールが必要だったと思いながら~~~。

9月19日
早起きして最終日の出発です。  あさもや煙る頃まだまだ人も出歩いていない頃アヴィニヨンの橋を背景にNちゃん記念撮影です。
Nちゃんだけここは初めて訪れたからです。  いざいざ目指すはリル・シュール・ラ・ソルグです。 駐車の場所をなるべく近くに確保する為に早朝の道を急ぎ、いい具合に目論見通り駐車出来ました。 楽しくあちこち店を覗きながら歩きクリストフルの銀製のワインのパニエを見つけて格安でゲットできました。 石鹸もいっぱい売っています。 プロバンス柄のポプリもお土産にゲット。

銀製のティーポットも探してみるが大体セット販売でポット単品では売っていなくてあっさりあきらめる。  又来る事を期待しつつマルセイユ空港に向かう事にします。 全く最後まで大して迷うことなく空港に到着出来てレンタカーもマルセーユで無事返却して空港にはいり免税手続きも完了し投函。

空港内で昼食にパスタを食べて今回の旅行も無事最終を迎えました。

予定通り16時25分発AF7667便でパリ・シャルルドゴール空港に向かう。17時55分着。

今回案内をしてくれたIZちゃんとはここでお別れです。  タフなIZちゃんは日本に帰る私達と別れてその足でトルコへ。もう一頑張りです。  私達はAF278便で(真夜中)パリを発つ。
多分偏西風に乗って予定より30分位は早く成田に着いたら、運よくば国内線に乗り継げるか??と時計と睨めっこでしたがラッキーでした。  おまけに私の誕生日割引で3人分割引航空券が手に入り乗り継ぎにゼーゼーいいながら走り無事機上の人になれました。 小牧空港に安着。 お疲れ様でした。
明日からまた頑張ろう。