日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

氷点下からの卒業の朝

2018年03月14日 08時37分57秒 | 日記
この頃は近くの小学校や中学校の卒業式の報道
がなされて市内は既に卒業式を済ませた高校生
などが昼間なんとなく多く感じます、今度は近
くの小中学生も加わることでしょう。
通年出回っているワサビ(山葵、本ワサビ)で
も、卸したての新ワサビには春の訪れを感じる
格別な清涼感がありますが、ワサビは徳川家康
も愛好したことで知られ、大御所として駿府に
いた頃、門外不出の御法度品になっていました
日本食によく合うワサビと並ぶ香辛料にカラシ
(芥子)があり、辛味の性質は全く異なる気が
しますが、ワサビとカラシは同じアブラナ科の
植物で、辛味成分も同じ物質(アリルイソチオ
シアネート)だそうです。ただし、ワサビには
グリーンノートという香り成分が含まれており
これが風味の違いを生み出しているようです。
ワサビは特別の肥料や手間を必要としないので
すが、競争力が弱く、天然のものはあまり大き
くなりません。土壌を殺菌し、他の植物を寄せ
付けない効果があるアリルイソチオシアネート
を土中に出すワサビは、その効果のため自身の
成長も阻害されるようです。
それ故、生食用の沢ワサビは、常に新鮮な水が
流れ、アリルイソチオシアネートが土中に留ま
らない水はけの良いところで大きく育ちます。
ちなみに、チューブ入りワサビの原料には、本
ワサビの他に西洋ワサビ(ホースラディッシュ
ワサビダイコン)を緑色に着色したものが用い
られており、本ワサビの量が50%以上あれば
「本わさび使用」、50%未満であれば「本
わさび入り」と表示されているようです。
ワサビの風味は外側の緑の部分に多く、選ぶ際
は外観が新鮮で緑が鮮やかなもの、茎が落ちた
跡のらせん状の紋様が多いものを選ぶのがコツ
で、「真妻」(和歌山が発祥で、最近は伊豆産
が有名)が高級品種として有名ですが、信州の
安曇野市穂高でも沢山栽培されています。
ワサビには、神経細胞の再生を促し記憶力や学
習能力を改善させ、認知症予防などにも効果が
あるとされ、近年は花粉症の症状を抑える働き
でも注目されています。

信州の朝











日曜日の信州の春













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コメント (8)
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