熊澤良尊の将棋駒三昧

只今、生涯2冊目の本「駒と歩む」。只今、配本中。
駒に関心ある方、コメントでどうぞ。

堅い木地

2018-12-09 19:27:42 | 文章

12月9日(日)、晴れのち曇り。

寒くなりました。京都市内では初雪とか。当地はまだです。                                                 今日も例によって、昼食の外出以外は、仕事三昧の木地仕事。といっても整形ではありません。すでに駒形にしている木地の模様合わせ。これで一日が終わりました。

ところで先日、ある方から「細かい年輪の柾目木地」のご注文があり、話をしていると「年輪が細かいと木質が緻密で堅い」と思い込んでおられたようで、それは全くの間違いだということを申し上げておきました。つまり                                           「年輪の間隔が細かいのは、枝とか、幹でも細い上の若い部位であり、人間でいえば小学生。子供の頃の若い木地で柔いのです。対して、堅くて耐久性があるのは年輪の間隔も広い、幹でも下の地表に近いところで、根っこはさらに堅い」でした。                                      「百聞は一見に如かず」。世間では間違った耳学問がまことしやかに流布していて、それを信じ込んでいる人も多いようです。                               

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