熊澤良尊の将棋駒三昧

只今、生涯2冊目の本「駒と歩む」。只今、配本中。
駒に関心ある方、コメントでどうぞ。

奥が深い漆

2018-08-12 06:54:57 | 文章
8月12日(日)、曇。

今日は、家内が姉妹たちとの食事に出かけます。
小生は出かける予定もなく、一日中仕事三昧。
チョット難航していることがあって、ソレをするつもりです。

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ところで、kmazukiさん。
先日、お訊ねのことについて書いておきましたが、如何ですか。
参考になりましたでしょうか。

漆は、墨とは違って、厚みを持っので、何らか重力の影響を受けます。
それが、いわゆる「たれる」につながるのですが、問題は、ソレが大きいか小さいかです。
ネバリッ気がきつい漆だと「たれにくい」ですが、文字が書きにくい。
ネバッて書き難いのを避けるため、希釈液を使うことを思いつく訳ですが、結果は「たれる」ですね。

漆は、中々思うようにはならないシロモノです。
真理を科学的に突き詰めることが出来れば良いのですが、ソレは難しい。
私自身は45年以上使っていても、まだまだ良く分かっていないまま使っているところがあります。
経験で、おおよその傾向はつかめていても、結果を見て「良かった・まずかった」を、後追いで判断しているのが漆なのです。
ですから、未だ、あれやこれやいろいろ試みている訳ですね。




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