熊澤良尊の将棋駒三昧

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大将棋駒造りで考えること

2021-10-11 17:47:54 | 文章

10月11日(月)、曇り。

朝は晴れていた空は、やがて下り坂の村雲模様、気温は上向き。

一昨日あたりから、残りの大将棋駒を彫り始めています。
材料は21年前に、大局将棋用に成型した薩摩ツゲ。
いい飴色に進化した材料。

今日までに彫り終えたのは「金将・銀将・盲虎・銅将・猛豹・横行・竪行・桂馬・反車・香車」の10種。予備を入れて50枚。
未着手の「飛龍・猛牛・真(口偏に真)悪狼・猫叉・石将・鐵将」は、次に着手します。

大将棋駒制作で留意するのは、駒の大きさ。大きすぎず小さすぎずの駒形。
例えば「香車」は細身で、「横行」は幅広。「竪行」は、やや竪に長く。
「猛豹・銅将」は少し小ぶりにして、「金将・銀将・盲虎」はゆったりと。

それぞれの駒型に書き入れる文字は、微妙な調和が求められることになりますが、いろいろ考えながら作るの楽しさ。それはいつもの楽しさでもあります。

 

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