伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良して聴くダメオヤジの金ちゃんです。

WE製らしい銅単線(芯線0.65mm)で聴く、リナルド・アレッサンドリーニ指揮いるイタリヤサウンドを、「協奏曲イタリアーノ」のバロック音楽グループを紐解く。

2020年12月14日 | クラシック音楽・オーディオ


最近感ずるには、音質の思考が少しニュアンス的に少し違って来たように思う、音質というより演奏する楽器が奏でる、スッキリ感、後味感の良い演奏をより好む傾向が強くなっている感じがする。

昔は古楽器演奏では難しいと言われた、秋晴れのスッキリした演奏の様な録音再現はとても高度のテクノロジーが必要と言われたが、最近の古楽器演奏は意外と良い演奏を聴かせる演奏家が多くなっているように思う。これは古楽器そのものが当時と変わらない性能を変化させたと理解できよう、常に歴史は変化する。

筆者は楽器演奏はしないが、モダン楽器と古楽器の演奏は違うのであろうか?ピアノとチェンバロにも演奏の違いがある、簡単に言えばピアノは打楽器と同じで鍵盤を強く叩く音とそっと奏でる音は違うが、チェンバロは爪で弾くので鍵盤の強弱には関係なく音は同じである。もちろん楽器により演奏方法は違い当時の演奏の難しさも違っていたのだろう、当時は意外と作曲により楽器を工夫し新しい楽器を生み出したのであろう、実に興味深い話だ。


何故この時期キリスト教布教に来たのか?の疑問も滑稽で、勿論筆者も歴史好きで、楽しむ程度の本は見るが最近も史実の発見で歴史の事実が判明し新しい発見を紹介する。甲斐の武田と戦った長篠の戦い、信長の大量の鉄砲隊での戦いと教わったがそれは違った様です、事実は武田軍も鉄砲隊を用い、この戦いは鉄砲対鉄砲の壮烈な戦いであったのだ。

戦いの違いは何か?2019年昨年判明した大規模な愛知県新城付近の調査から判明する、長篠の戦いの火縄銃の弾の鉛の秘密、当時はこの鉛弾の鉛は輸入品で海外のタイ製品であったのだ、一方武田軍の火縄銃の弾は最近の古文書より真実を解明。火縄銃の弾丸の作り方を記した古文書の発見されたのである、答えは、お賽銭つまり銅だった、銅は銃身での暴発が多く敗因の原因にもなったと言われる。当時日本は銀が多く採れジャパンシルバーだったと言われる、と合時にキリスト教布教で日本を植民地化に来日のフロイトのキリスト教支配だったが後にキリスト教は日本人に文化の違いのためか失敗に至る。
意外に思うが縄文時代から続く平和な暮らしを求めたいたのであろうが日本は少し違った意味合いの人を思いやる精神を持つ平和なんであろう・・・・?

現在キリスト教の日本での布教率はわずか5%程の信者がいるそうです。欧州とは全く違った文化を持っていたのは、基本的に日本人の自然崇拝の教えが古代から広く、不思議は今も続くカンタータの日本独自の調べは今も続くときく、仏教などの宗教も含め、最近お新興宗教を除き昔からある宗教は、日本風に独自にアレンジされた宗教と思えるのは筆者だけなのであろうか?

最近になり古楽器が色々発見されているが、今後新しい発掘で益々古楽器のルーツの発見が楽しみで益々16〜7世紀の音楽に興味が沸く。
このような事は全くオーディオでは問題外と思うが、筆者には一番肝心で音楽を趣味に楽しんでいる者にとっては大切な問題である、最近徐々にJAZZから離れているのは、1950年代の自分好みのスタンスに合う演奏者が少ないという事が原因なのもしれない。



何気なくネットサーフィンをしているとバッハのブランデンブルグコンチェルトの演奏を実に良いテンポで涼やかに演奏するメンバーを見つける。
それはリナルド・アレッサンドリーニ(Rinaldo Alessandrini)ローマ生まれの鍵盤楽器奏者、指揮者。鍵盤奏者(オルガン、チェンバロ)としては、一時期トン・コープマンに師事した以外はほとんど独学。16~18世紀のイタア・バロック時代の作品を復興させようと長年にわたり力を尽くしてきた。

1984年ローマで声楽・器楽アンサンブル、コンチェルト・イタリアーノを結成し、イタリアを代表する古楽アンサンブルに育てあげた。近年はオーケストラやオペラの指揮者として世界各地で活躍している、勿論イタリアで生まれならヴィバルディ:フォーシーズンズなどは得意であろうと想像する。



1550年から1750年までイタリア音楽の真剣な研究を含む音楽を学びました。研究を終えた後、リナルド・アレッサンドリーニは、ソリストとして、イタリアーノ協奏曲(古楽アンサンブル)設立:1984年-イタリア、ローマ古楽器演奏アンサンブル、Concerto Italianoは、1984年にチェンバリストのリナルド・アレッサンドリーニによって設立されました。

このグループは、1984年にローマで、創設以来グループの音楽監督を務めてきたリナルド・アレッサンドリーニの指揮の下、フランチェスコ・カヴァッリのオペラ「ラ・カリスト」の公演でデビューコンサートを行いました。最初の10年間、グループは徐々にヨーロッパでイタリアの最高のバロックボーカルアンサンブルの1つとしての評判を築き上げました。
それは、1994年のグラミー賞を受賞したモンテヴェルディの第4回マドリガルの本の録音について幅広い国際的な注目を集めました。翌年、アレッサンドリーニはオーケストラアンサンブルを結成しました。今回はこれを機会にリナルド・アレッサンドリーニの音楽の繋がりについても紐解いて見たい衝動に駆られてます。

協奏曲イタリアーノは、声楽とオーケストラの両方のアンサンブルで構成されるバロック音楽グループです。その存在の最初の10年間は 、モンテヴェルディのマドリガーレの演奏、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル、アレッサンドロ・スカルラッティ、その他のバロック作曲家によるオペラとオラトリオで知られる声楽グループのみでした。コンチェルト・イタリアーノのオーケストラ部門が設立された後、アンサンブルはアントニオ・ヴィヴァルディ器楽とオペラの作品に特に関心を持ち始めました。実際、新世紀には、コンチェルトイタリアーノはナイーブというレーベルとの大規模なプロジェクトに従事し、アントニオ・ヴィヴァルディすべてのオペラと協奏曲を録音したそうです。



このジャケットを見た時思った事は、四季の色がグラデーションで表され何故か新しい音楽に感じた、コンチェルト・イタリアーノの演奏では久しぶりに何故か安心してアントニオ・ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集の中の『四季(Four Seasons)』を聴く。


Vivaldi: Four Seasons, etc / Alessandrini, Concerto Italiano
 コンチェルト・イタリアーノ
 リナルド・アレッサンドリーニ(指揮)
 録音:2003年

今から50年以上に前に聴いたフォーシーズンズを聴いたことが、日本人には実に四季の季節感が強烈に曲とマッチし良く聴いていたが、いつの間にか聴かなくなった、とりわけこの曲のアダージョは好きで、演奏者等変わればチェックはしていたが、このディスクを聴き当時の思い出が蘇りました。
そしてそれらはすべて異なって聞こえます。これは劇的で変化するテンポでありながら、さらに一歩進んだものです。コンチェルト・イタリアーノの演奏は筆者の思い描くテンポにマッチし清々しいサウンドが繰り広げられました。

協奏曲イタリアーノはアントニオ・ヴィヴァルディ中心に多くの演奏がありますが、今回バッハ好きの筆者はとりあえずこの曲を試してみる。



.S.バッハ:フルート・ソナタ集 
ラウラ・ポンテコルヴォ、リナルド・アレッサンドリーニ
アレッサンドリーニが満を持して世に送り出す、バッハのフルート・ソナタ。


【収録情報】
J.S.バッハ:
  ● フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調 BWV.1030
  ● ソナタ ト長調 BWV.1019(トラヴェルソとチェンバロ 原曲:ヴァイオリン・ソナタ第6番ト長調)
  ● ソナタ ホ短調 BWV.526(フラウト・トラヴェルソとチェンバロ 原曲:オルガン・ソナタ第2番ハ短調)
  ● フルートとチェンバロのためのソナタ イ長調 BWV.1032

 ラウラ・ポンテコルヴォ(フラウト・トラヴェルソ)
 リナルド・アレッサンドリーニ(チェンバロ)
使用楽器:
フラウト・トラヴェルソ:ビュッファルダンの息子(1720~30年頃)モデルに基づく、バーゼルのジョヴァンニ・タルディーノ製作による再現楽器(2017年)
チェンバロ:アントウェルペンのヨハン・ダニエル・デュルケン1745年製作モデルに基づく、オランダ、スホーンホーフェンのコルネリユス・ボム製作による再現楽器(1984年)
調律:a'=415 hz
録音時期:2017年11月17-20日
録音場所:ローマ教皇庁、宗教音楽研究所会堂「サーラ・アカデミカ」
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)



パートナーは、アレッサンドリーニの楽団コンチェルト・イタリアーノの首席を20年務めるという、篤い信頼で結ばれたイタリア出身のフルート奏者ポンテコルヴォです。
3曲あるフルートとチェンバロのためのソナタのうち、真作と見られている第1番と第3番(不完全な第1楽章はアレッサンドリーニが補作)を中心に、編曲2作品をプラスしました。C.P.Eバッハにより「トリオ」と命名された「6つのオルガン・ソナタ」より第2番は、調性をハ短調から長三度上げてホ短調とし、オルガンの右手をフルート、左手をチェンバロの右手、ペダルをチェンバロの左手へと置き換えて演奏されています。またヴァイオリン・ソナタ第6番の編曲は、今回のアルバムのために彼ら自身で行われたものです。二人の深く丁重な歌いこみがたいへん印象的な演奏で、低いチューニングもあいまって、作品の奥行きをじっくりと堪能できるアルバムに仕上がっています。

使われているトラヴェルソ(バロック・フルート)は「ビュッファルダンの子」として知られる18世紀の残存楽器のコピーで、これはバッハともゆかりが深いドレスデン宮廷楽団のフルート奏者P=G.ビュッファルダン[c.1690-1768]に由来する楽器と考えられているもの。その精巧な再現楽器によって、バッハ自身の生きた時代の響きに迫った企画となっています。原文解説では、バッハとビュッファルダンの直接の知遇があった可能性も示唆されています。



ラウラ・ポンテコルヴォ(Laura Pontecorvo)
1984年にイタリアのラクイラにある学校を卒業し、マリアンヌ・エックスタインにフルートを学びました。
1989年、彼女はビエラのアカデミア・スーペリア・ディ・ムジカでピーター・ルーカス・グラフが開催した3年間の大学院コースを修了し、1991年にはアカデミア・ディでフェリックス・アヨが開催した室内楽の3年間の大学院コースを修了しました。ローマのS.セシリア。より詳細な音楽研究の必要性から、彼女は1986年から1991年まで、作曲家ジャンパオロチティのレッスンに参加することになりました。


彼女は古代音楽に興味を持っていたため、マーク・ハンタイと一緒にバロックとクラシックの横笛の研究に専念することになりました。当初から、彼女の芸術活動は室内楽を中心としており、その関心は絶えず培われており、温室でこの主題を教えるためのコンテストへの参加も生じ、1999年に教授職に就きました。ローラポンテコルボの取り組みにおいて、教育は常に非常に重要な役割を果たしました。
現在、イタリアのフェラーラにある音楽院で室内楽を教えるほか、イタリア国内外の機関で定期コースやマスタークラスの短期契約を結んで歴史フルートを教えています。



現在筆者が疑問に思っていた、オーディオ・ケーブルに付いては如何に信号を「無いものと同じように」伝達できる条件は「早く」 「濁さず」 「漏れなく」 「正確に」伝える、これがオーディオ・ケーブルに求められる事だと思う。故に出来る限り短いケーブル、太いケーブル、純度の高い銅線が必要と言われ伝導率の良い銀製のケーブルが良いなど都市伝説が広まる、そこで色々試した結果が現在の筆者のケーブル状況である。
このケーブルはFBのオーディオの集まりの中で偶然見つけたWE製のスピーカーケーブルとしては細いケーブルで仕上がりもWE製らしくないプラス・マイナス線が緩く依線になっている点であろう。

メーカー:Western Electric(ウェスタンエレクトリック)
材質:芯線 錫めっき銅(単線) / 被覆 ビニル樹脂+綿繊維
被覆込外径:1.3mm
芯線外径:0.65mm
形状:ツイストペアケーブル(単線2本撚り対線)
近づいて見ると解りますが薄いビニールの上に更に布の綿繊維で被覆してあり緻密な作りに鳴っていることが解る。



現在使用するスピーカー接続ケーブルは以前購入したWE銅単線(芯線0.65mm)ツイスト・ヴィンテージケーブル(デッドストック品)30m程購入錫めっきの銅単線にビニール樹脂絶縁体の上に更に白と黒の綿繊維素材の絶縁体で被覆されているものを使っていますが。人によってはWEの製品では無くフェイクとも噂もあるようだが、確かに今回購入したケーブル使用で、以前購入した18GWEの銅単線ケーブルと比べ音質はスッキリした音質になった事が不思議である。

オーディオ愛好家の方も意外と多い電線病患者なのですが、最近仕入れたWEの細い緩やかな編み込みのケーブルを紹介します。筆者は数あるメーカーの中ではWEが一番使用率は多いようです。


なお2台のスピーカーの切り替えは相当古い機種ながらラックスのAS-5で繋いでいるが一度使うと手放せない利便性がある。

無知な筆者は例えばケーブル被覆についてもビニールより布巻きが電磁波の障害は少ないと聴く、三つ編み、四つ編みにして繋げば今以上の効果が得られるかもしれない?と疑問が付きまとう、確かに細いケーブルが何故音質が良くなったかの疑問がつきまとっていた。
そこで他人のブログを見つけ、以前購入したオーディオ機器にとって、悪影響しか及ぼさない「ケーブル」についてあるブログの紹介記事を興味深く読んでみますと、少し長いが・・・・記事内容ですがお付き合いください。

(先ずは私はワイヤーは、撚線より単線が好きで、太いワイヤーよりも、細い方が好きです、そして古いのと新しいいので言えば、圧倒的に古い単線の方が好きです、と答えてます。WE単線の方が好きですね その理由で、まず一言いいたいのは どちらも同じ新旧の電話線の技術賜物だと言いますが、アナログ回線の電話線とデジタル回線の電話は、声が全く違ともいます。単線と撚線」の「太いものと細い物」そして「新しいものと古いもの」私はワイヤーは、依線より単線が好きで太いワイヤーよりも、細い方が好きです。単線と撚線は音の繊細さ、輪郭等、バランスの取れた「撚線」かたや「単線の魅力」は音の一体感があり、ズレ・乱れがない纏まって飛び出すというかコンプレッション・エネルギーと一体感の単線とでも言いましょうか私は音力・エネルギーを求めていますので、好みは「単線」になります注、単線の魅力を楽しむならツイストは緩くツイストしてた方がいいと思います。ましてや三つ編み、四つ編み等で編んだりしたら、本末転倒、全く「単線の魅力」は無くなります。編むなら撚線を編んだ方がいいと思います、単線の編み込みは最悪でした。太い、細いは、太いと柔らかくピントが甘くなります。エネルギッシュに、響きの良い音で鳴らすなら「細い線」がいいです。新しい古いでは、古いほうが被覆等の造りが「古い」ほうが上質と思います。)との書き込みが掲載されていた。

今回購入の単線(芯線0.65mm)に交換して聴く限り書き込みあるように、音質はスッキリクッキリした感があり、以前愛用のWE18G錫メッキ銅線より勝っているように思う、購入したままゆるい編み込みの儘使用中です。
但注意点はWEケーブルは見つけ次第購入しなければ在保がなくなれば終わり現在は制作してないことが弱点である。その様な訳もあり次々に太さを変えWE製のケーブルも5種類以上持っているが・・・・
このWE製単線ダブルのスピーカーケーブルはわざと編み込みのゆるいこともWEのノウハウでもある、安価な点も大変ありがたい実にお財布に優しいWE製単線です興味ある方はにはお勧めします。

写真を見れば明らかだが、昔購入のベルデンのウミヘビはしっかり編んである、勿論撚線のためケーブル性能の変化は少ないのかもしれない・・・・・・?このケーブルの電線病は不思議?オーディオは謎が多い。



ケーブルに付いて色々調べてみて思うは、これは趣味の事で有るので、編み込みを使っても単線で緩い編込みでも使い方は自由です、本人の納得した使用方法が一番です。
但ケーブル交換時は無水アルコール等で良く清掃し接着場所も丁寧に清掃してから交換しましょう。接点復活剤の塗布も効果的です。

今回WEの単線は撚りが誠に緩いのは何故か、このような説明されていた、勿論WEの特徴は絹巻、又は綿巻きケーブルが多いのか、優れた点は絶縁に関係があるようです、筆者も思わずうなずき今回購入のWesternElectric銅単線(芯線0.65mm)ツイスト・ヴィンテージケーブルの緩くツイストされたケーブルにこのままの使用が最適だと共感しました。これは間違いなくWEスピーカーケーブル使用が正解と思う次第であった。
悩んだ末に単線ケーブルの謎の解明のヒントになれば幸いです、ブラボー!

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