
2020-1128-man3792
万葉短歌3792 死なばこそ3528
死なばこそ 相見ずあらめ 生きてあらば
白髪子らに 生ひずあらめやも ○
3528 万葉短歌3792 ShuH357 2020-1128-man3792
□しなばこそ あひみずあらめ いきてあらば
しろかみこらに おひずあらめやも
○=作者未詳、竹取翁。
【編者注】第1部(3786-3815、三十首)の第7首。男。長文題詞(由縁)に次いで長歌(3791)、さらに以下の反歌2首。依拠本は、これら(竹取翁説話など)について、20ペイジ余にわたって詳論する。
【訓注】死なばこそ(しなばこそ=死者木苑)。生きてあらば(いきてあらば=生而在者)。