万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3839 我が背子が3574

2021年01月14日 | 万葉短歌

2021-0114-man3839
万葉短歌3839 我が背子が3574

我が背子が 犢鼻にする つぶれ石の
吉野の山に 氷魚ぞ懸有  安倍朝臣子祖父

3574     万葉短歌3839 ShuH496 2021-0114-man3839

□わがせこが たふさきにする つぶれいしの
  よしののやまに ひをぞさがれる
○安倍朝臣子祖父=前歌参照。左注に、右二首は舎人親王(とねりのみこ。天武天皇の子)が、由る所のない歌を作った人には銭帛(ぜんぱく。銭や練絹)を与えよう、と侍座(じざ。取巻き衆)に令(おほ)すと、すぐに安倍朝臣子祖父が応じて、と。
【編者注】第2部(3816-3854、三十九首)の第24首。男。脚注(読下し)に、「懸有は、反(はん)して<さがれる[佐我礼流]>といふ」。
【訓注】我が背子(わがせこ=吾兄子)。犢鼻(たふさき)[「<犢鼻褌>・・・三尺ふんどし。<防ぎ>に接頭語<た>を冠した語・・・。<犢>は子牛」。『詳説古語辞典』見出し語に「たふさぎ」]。つぶれ石(つぶれいし=都夫礼石)[「丸い石」]。氷魚(ひを)[「鮎の稚魚。琵琶湖(宇治川)の特産で、贄(にえ)として都に運ばれた」]。反(はん)して[3818歌参照]。


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