万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3883 弥彦3611

2021年03月01日 | 万葉短歌

2021-0301-man3883
万葉短歌3883 弥彦3611

弥彦 おのれ神さび 青雲の
たなびく日すら 小雨そほ降る  ○

3611     万葉短歌3883 ShuH589 2021-0301-man3883

□いやひこ おのれかむさび あをくもの
  たなびくひすら こさめそほふる
○=作者未詳。
【編者注】第3部(3855-3889、三十五首)の第29首。男。脚注に、「一云 安奈尓可武佐備(あなにかむさび)」。3882は、旋頭歌。
【訓注】弥彦(いやひこ=伊夜彦)[新潟県、西蒲原郡弥彦村と長岡市との境にある山]。おのれ神さび(おのれかむさび=於能礼神佐備)。たなびく日(たなびくひ=田名引日)。小雨そほ降る(こさめそほふる=霂曽保零)[「<霂>は小雨。<そほ>はそぼそぼと、ぱらぱらと」。下記注]。
【編者注-霂】集中に4か所出現し、他の3か所はいずれも「■(冠:雨、脚:泳。『漢典』に載らない)霂」という2字成語。
【2021年03月01日】2010年11月01開設から 3772日
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