万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3507 谷狭み3252

2020年02月12日 | 万葉短歌

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万葉短歌3507 谷狭み3252

谷狭み 峰に延ひたる 玉葛
絶えむの心 我が思はなくに  ○

3252     万葉短歌3507 ShuG504 2020-0212-man3507

□たにせばみ みねにはひたる たまかづら
  たえむのこころ わがもはなくに
〇=出典未詳。
【編者注】相聞(3455-3566、112首)の第53首。女。
【訓注】延ひたる(はひたる=波比多流)。玉葛(たまかづら=多麻可豆良)。
【編者注-参考歌】『伊勢物語』朱雀院本〔36段〕「昔忘ぬなめりと。とひごとしける女のもとに。/谷せはみ峯まてはへる玉かつら絶んと人をわか思はなくに」



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