
2011-0105-man0081
万葉短歌0081 山辺の0065
山辺の 御井を見がてり 神風の
伊勢娘子ども 相見つるかも 長田王
万葉短歌0081 Shu1223 2011-0105-man0081
□やまのへの みゐをみがてり かむかぜの
いせをとめども あいみつるかも
○長田王(ながたの おほきみ)=「奈良朝風流侍従の一人。系統未詳。この歌の前年四月に従五位上より正五位下。近江守、衛門督(えもんのかみ)、摂津大夫を歴任して、天平九年(七三七)六月十八日、散位正四位下で没。この年の春から流行した疫瘡に見舞われたのであろう。」