万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3835 勝間田の3570

2021年01月10日 | 万葉短歌

2021-0110-man3835
万葉短歌3835 勝間田の3570

勝間田の 池は我れ知る 蓮なし
しか言ふ君が 鬚なきがごとし  ○

3570     万葉短歌3835 ShuH484 2021-0110-man3835

□かつまたの いけはわれしる はちすなし
  しかいふきみが ひげなきがごとし
○=作者未詳。左注により、新田部親王側近の「婦人(ふじん)」の「戯歌(きか=たはむれうた)」。
【編者注】第2部(3816-3854、三十九首)の第20首。女。題詞に、「献新田部親王(にひたべのみこ)歌一首 未詳」。新田部親王は天武天皇の子。
【訓注】勝間田の池(かつまたのいけ)[「平城京域、奈良市五条町の唐招提寺付近にあった池といわれている」]。鬚(ひげ)[下記注]。
【編者注-鬚】左注(由縁)に、親王(皇子)が池遊行(あそ)びから戻り、側女(作者)に灼々たる蓮花を見た、と話す。作者は即座に否定する、親王の鬚がないのと同じ、と。この蓮・鬚に恋情含意の有無をめぐって、説が分かれる。依拠本著者は否定論の立場。


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