万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌2855 新治の2667

2018年06月17日 | 万葉短歌

2018-0617-man2855
万葉短歌2855 新治の2667

新治の 今作る道 さやかにも
聞きてけるかも 妹が上のことを  

2667     万葉短歌2855 ShuF479 2018-0617-man2855

にひばりの いまつくるみち さやかにも
  ききてけるかも いもがうへのことを
=柿本人麻呂歌集。
【編者注】「寄物陳思」(2851-2863、13首)の第5首。男。
【訓注】新治の(にひばりの=新治)[下記注]。さやかにも(清)。妹が上のこと(いもがうへのこと=妹於事)。
【依拠本注-新治】「新」は形容詞「新(にひ)し」の語幹。初々しいさま。「はり」は「墾(は)る」(10-2244)の名詞形。
【編者注-墾】10-2244岸乎田尓墾 蒔稲(きしをたにはり まきしいねを)。



最新の画像もっと見る