
2020-1202-man3796
万葉短歌3796 いなもをも3532
いなもをも 欲しきまにまに 許すべき
顔見ゆるかも 我れも寄りなむ ○
3532 万葉短歌3796 ShuH382 2020-1202-man3796
□いなもをも ほしきまにまに ゆるすべき
かほみゆるかも われもよりなむ
○=作者未詳、娘子(をとめ)三。
【編者注】第1部(3786-3815、三十首)の第11首。女。脚注に、「三」。
【訓注】いなもをも(否藻諾藻)[「結婚の申し込みに対する不承知か承知かの意思表示」。14-3351伊奈乎可母(いなをかも)]。我れ(われ=我)。