万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3769 ぬばたまの3506

2020年11月06日 | 万葉短歌

2020-1106-man3769
万葉短歌3769 ぬばたまの3506

ぬばたまの 夜見し君を 明くる朝
逢はずまにして 今ぞ悔しき  狭野弟上娘子

3506     万葉短歌3769 ShuH307 2020-1106-man3769

□ぬばたまの よるみしきみを あくるあした
  あはずまにして いまぞくやしき
〇狭野弟上娘子は(さのの おとかみの をとめ)=第3723番歌参照。
【編者注】中臣宅守・・・六十三首(3723~3785)の第47首、贈答歌群48首(3731~3778)の第39首。女。
【訓注】ぬばたまの(奴婆多麻乃)。君(きみ)。逢はずまにして(あはずまにして=安波受麻尓之弖)[「<逢はずま>は逢っていない状態。<ま>は状態性を示す接尾語。・・・<ば>(場)から転じたもので、本来は場所を意味する語であったらしい」。11-2823加敝良末尓(かへらまに)、18-4081宇万尓布都麻尓(うまにふつまに).下記注].
【編者注-まに】ただし、『詳説古語辞典』は、見出し語「-まに」の記事に、「(助動詞<ず>などに付いて)・・・の状態で。・・・ままで。」とし、「<逢(あ)はずまに>など」と例示する。