万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3758 さす竹の3495

2020年10月25日 | 万葉短歌

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万葉短歌3758 さす竹の3495

さす竹の 大宮人は 今もかも
人なぶりのみ 好みたるらむ  中臣宅守

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□さすだけの おほみやひとは いまもかも
  ひとなぶりのみ このみたるらむ
〇中臣宅守(なかとみの やかもり)=第3723番歌注参照。
【編者注】中臣宅守・・・六十三首(3723~3785)の第36首、贈答歌群48首(3731~3778)の第28首。男。
【訓注】さす竹(さすだけ=佐須太気)[02-0167(長歌)刺竹之 皇子宮人(さすたけの みこのみやひと)、など。<だけ><たけ>は同義」。大宮人(おほみやひと)。人なぶり(ひとなぶり=比等奈夫理)[「人をおもちゃにして困らせること」]。