万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌3741 命をし3478

2020年10月08日 | 万葉短歌

2020-1008-man3741
万葉短歌3741 命をし3478

命をし 全くしあらば あり衣の
ありて後にも 逢はざらめやも  中臣宅守

3478     万葉短歌3741 ShuH274 2020-1008-man3741

□いのちをし またくしあらば ありきぬの
  ありてのちにも あはざらめやも
〇中臣宅守(なかとみの やかもり)=第3723番歌注参照。
【編者注】中臣宅守・・・六十三首(3723~3785)の第19首、贈答歌群48首(3731~3778)の第11首。男。脚注に、「一云 安里弖能乃知毛」(ありてののちも)。
【訓注】命をし(いのちをし=伊能知乎之)[「命よ、・・・」。下記注]。全く(またく=麻多久)[<まったく。完全に>(『詳説古語辞典』)。ほかに 12-2891信吾命 全有目八面(まことわがいのち またくあらめやも)の一例だけ]。あり衣(ありきぬ=安里伎奴)[14-3481安利伎奴、16-3791(長歌)蟻衣、の計3か所。「絹の衣」]。
【依拠本注-命】「命」の語は天平の初期を境にして相聞歌に多用されるようになるという考察がある(・・・)。


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