2018-0604-man2842
万葉短歌2842 我が心2654
我が心 ともしみ思ふ 新夜の
一夜もおちず 夢に見えこそ ○
2654 万葉短歌2842 ShuF462 2018-0604-man2842
□あがこころ ともしみおもふ あらたよの
ひとよもおちず いめにみえこそ
○=柿本人麻呂歌集。
【編者注】「正述心緒」(2841-2850、10首)の第2首。女。
【訓注】我が心(あがこころ=我心)。ともしみ思ふ(ともしみおもふ=等望使念)[下記注]。夢(いめ)。
【編者注-等望使念】この歌の第2句の原文・読み下しは、諸家諸説があっていまだに確定しない。依拠本は、それらを丁寧に紹介したあと、解説のなかで「ともしみ思ふ」と読下す。