万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌2747 あぢかまの2559

2018年02月19日 | 万葉短歌

2018-0219-man2747
万葉短歌2747 あぢかまの2559

あぢかまの 塩津をさして 漕ぐ舟の
名は告りてしを 逢はずあらめやも  

2559     万葉短歌2747 ShuF373 2018-0219-man2747

あぢかまの しほつをさして こぐふねの
  なはのりてしを あはずあらめやも

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第129首。女。
【訓注】あぢかま(味鎌)[未詳。14-3551阿遅可麻能 可多尓左久奈美(あぢかまの かたにさくなみ)、-3553安治可麻能 可家能水奈刀尓(あぢかまの かけのみなとに)]。塩津(しほつ)[「琵琶湖最北端の塩津浜」]。