万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌2649 あしひきの2461

2017年11月11日 | 万葉短歌

2017-1111-man2649
万葉短歌2649 あしひきの2461

あしひきの 山田守る翁が 置く鹿火の
下焦れのみ 我が恋ひ居らく   

2461     万葉短歌2649 ShuF293 2017-1111-man2649

あしひきの やまだもるをぢが おくかひの
 したこがれのみ あがこひをらく

=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第31首。女?
【訓注】あしひきの(足日木之)。翁(をぢ)[17-4014乎治我其日尓(をぢがそのひに)]。鹿火(かひ=蚊火)[「田畑を荒らす鹿や猪などを追うために焚く火。…燃え立つまでは内面でくすぶる」]。