万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌2018 天の川1851

2016年02月11日 | 万葉短歌

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万葉短歌2018 天の川1851

天の川 去年の渡りで 移ろへば
川瀬を踏むに 夜ぞ更けにける  

1851     万葉短歌2018 ShuE438 2016-0211-man2018

あまのがは こぞのわたりで うつろへば
 かはせをふむに よぞふけにける
=柿本人麻呂歌之集出(1996~2033、38首の第23首)。
【編者注】「七夕」(しちせき、1996~2093、98首)の第23首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第23首。
【訓注】天の川(あまのがは=天漢)。去年の渡りで(こぞのわたりで=去歳渡代)。移ろへば(うつろへば=遷閇者)。川瀬(かはせ=河瀬)。夜ぞ更けにける(よぞふけにける=夜深去来)。