2016-0208-man2015
万葉短歌2015 我が背子に1848
我が背子に うら恋ひ居れば 天の川
夜舟漕ぐなる 楫の音聞こゆ ○
1848 万葉短歌2015 ShuE431 2016-0208-man2015
□わがせこに うらこひをれば あまのがは
よふねこぐなる かぢのおときこゆ
○=柿本人麻呂歌之集出(1996~2033、38首の第20首)。
【編者注】「七夕」(しちせき、1996~2093、98首)の第20首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第20首。
【訓注】我が背子に(わがせこに=吾世子尓)。うら恋ひ(うらこひ=裏恋)。天の川(あまのがは=天漢)。夜舟(よふね=夜船)。楫の音(かぢのおと=梶音)。