万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌2004 己夫に1837

2016年01月27日 | 万葉短歌

2016-0127-man2004
万葉短歌2004 己夫に1837

己夫に ともしき子らは 泊てむ津の
荒磯まきて寝む 君待ちかてに  

1837     万葉短歌2004 ShuE423 2016-0127-man2004

おのづまに ともしきこらは はてむつの
 ありそまきてねむ きみまちかてに
=柿本人麻呂歌之集出(1996~2033、38首の第9首)。
【編者注】「七夕」(しちせき、1996~2093、98首)の第9首。秋雑歌(10-1996~2238、二百四十三首)の第9首。
【訓注】己夫(おのづま=己孋)[「孋」の男性への希用例]。ともしき子ら(ともしきこら=乏子等)。はてむ津に(はてむつに=竟津)。荒磯(ありそ=荒礒)。寝む(ねむ=寐)。