万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1474 今もかも1340

2014年08月30日 | 万葉短歌

2014-0830-man1474
万葉短歌1474 今もかも1340

今もかも 大城の山に ほととぎす
鳴き響むらむ 我れなけれども  大伴坂上郎女

1340     万葉短歌1474 ShuD512 2014-0830-man1474

いまもかも おほきのやまに ほととぎす
  なきとよむらむ われなけれども
大伴坂上郎女(おほともの さかのうへの いらつめ)=04-0563歌参照。
【編者注】題詞は、「大伴坂上郎女思筑紫大城山歌一首」。「夏雑歌」三十三首(1465~1497)の第10首。
【訓注】大城の山(おほきのやま=大城山)[福岡県大野城市四天王山、大宰府北西]。ほととぎす(霍公鳥)。鳴き響む(なきとよむ=鳴令響)。我れ(われ=吾)。