蒸気鉄道日記

5インチゲージ・ライブスチーム活動の日々を書き連ねます。

TMSが通巻800号に

2009年09月29日 | Weblog
 『鉄道模型趣味』誌が通巻800号になりました。わたしが鉄道模型を本格的に始めたのは1968年のことで、TMSは偶然近所の書店に並べられていた238号を手にしてからでした。その本は今でも私の手元にありますが、暗記するほど読み返していまやボロボロの状態になっています。その後は多くの同好の皆さんと同じ「TMS少年」の道を歩んだのでした。
 毎日、教科書を見ない日はあってもTMSを手に取らない日はなかった、という日常を送ることになるわけです。

 それはどういうことになるかといえば、科学や国語や社会科といった学校の科目に必要な知識の基礎もTMSから吸収していったということです。そしてそれは必要にして十分な内容をTMSが持っていたことに外なりません。TMSは「大人の本」で、子どもが背伸びして大人の言葉や振舞い方などを学ぶ窓口として非常に重要な役割を持っていたといえましょう。

 TMSで覚えた社会常識を学校で実践し、検証する--といった日々の繰り返しになったわけです。もちろん鉄道模型の知識を怒涛のように仕込んでいったことはいうを待ちません。主筆山崎喜陽氏のコラムであった「ミキスト」は、子どもにとっては大変歯ごたえのある内容で、その1ページに込められたものを読み解くのは子どもにとって大変な作業でした。

 その後、就職してからの鉄道模型の中断期間も、TMSだけは買い続けていました。それは16.5mmが突然127mmになっても続いているわけです。自分の成長に合わせてTMSの位置づけも変わっていき、いまでは「ワン オブ ゼム」の一つとなっています。しかし、であるからといって、その存在が軽くなっているわけではありません。いまでは鉄道模型誌も複数の中から選択可能な時代になっており、そのほとんどがかつての「TMS少年」によって新たに発行されたものであるからです。これからも背伸びしたい鉄道模型少年(少女)たちの心をくすぐる存在であり続けてほしいと思います。
 
 改めましてTMS800号おめでとうございます。
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2 コメント

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祝TMS800号 (IlsNo21)
2009-09-30 14:07:18
私が5インチを始めたきっかけはTMS500号に掲載された記事でした。
発表された三浦慶一氏の欧州型市街電車はシャシー、ボデーともに木製で、動力はモータ、減速機共子供用自動車ポップマイカートを利用していました。
5インチの車輌でも簡単に作る方法があるというヒントを与えてくれました。
 それから300冊も発行されたことになり、私の5インチ暦を振り返ると感慨無量という感じです。
ありましたね (yingfu558)
2009-09-30 14:57:57
IlsNo21さまコメントありがとうございます。
三浦慶一氏の電車、ありましたね。わたしも良く覚えています。5インチの模型でもこういうものがあるんだなぁと思ったものでした。
 まだ5インチに手をつけていなかったころ(だと思います)で、見るだけでおしまいにしてしまいました。あのとき電車を作っていたら今はどういう陣容になっていたのでしょうか。。。

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