蒸気鉄道日記

5インチゲージ・ライブスチーム活動の日々を書き連ねます。

ボイラーの採寸

2011年08月25日 | Weblog
 またまた台風がやって来ているようです。しかも11号、12号とダブルです。その影響か本日は雨が降るかと思ったら晴れ間がのぞいたり、涼しいのかというと結局蒸し暑かったりという妙な陽気でありました。

 さすがに本日は地下の書庫へは出向きませんでした。おとなしく資料を読んで業務を遂行してきたところです。

 さて、いよいよD51のボイラー図の作成へ向けて、各部の採寸にかかりました。まずは基本部分からで、火室周りの寸法を測り始めたところです。この火室関係は複雑に曲げられた部材がこれまたいろいろに組み合わされておりますので、なかなか基準が決めにくいのですが、とりあえずは内外火室の位置関係を明らかにして、そこを起点として各部の寸法を決めていきたいと思います。外火室に内火室をセットした寸法を出せば火室管板の位置が決まりますから、そこから煙管、煙室管板の位置が出せます。それを外火室+缶胴の組み合わせに反映すれば、なんとなくボイラーの姿が明瞭になってきます。

 煙室管板が決まると外火室後板~煙室管板間のステイが決められますし、缶胴から割り出したスチームドーム位置から加減弁~乾燥管~管寄せ~過熱管~主蒸気管といったあたりがはっきりしてきます。外火室後板のレイアウトも設計できますね。う~む何だかもう出来上がったような気がしてきました(オメデタイ)。

 こうなってくるとCADの習熟を急がなければなりません(まだなんですね~)。まぁ、当面はフリーハンドの図に寸法を書き込んでラフスケッチを作っておけばよいのです。この辺のプロセスは本を作るのと同じような作業ですから慣れたものなのです。「ああしようか、こうしようか」といった夢のある段階ですので楽しいひと時でもあります。

 もちろんこれらは「ロウ付けがうまくいく」ことを前提にした作業ですから、それがダメだとすべて水の泡になってしまうのですが。。。そのことを考えるとちょっと不安になるのですが、あまり不安がっていても先に進みませんので「なんとかなるだろう」といういつもの楽観主義路線で作業しようと思います。
 
 実はD51には下回りにも大きな不安材料があり、これがうまくいかないと完成はかなり遠いことになってしまうのです。それは追い追いご紹介していきたいと思いますが、最悪でもボイラーさえ完成していれば応用が効くだろうということで、今はあまり考えないことにしています。なにしろ先は長~いのです。

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