12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

春の知らせ

2014年02月28日 07時40分07秒 | 俳句

今朝は、濃い霧の朝である。いよいよ春がきたと、毎年知らせてくれるのである。

これから、5月くらいまで瀬戸内地方は、濃い朝霧にしばしば襲われ、海上はもとより陸上にも少なからぬ影響をもたらす。

しかし、これはせいぜい午前中である。霧の日は、晴天の日である関係で、強い春の陽で霧はすみやかに霧散するのである。

俳句では、春の霧を「霞」という約束である。
歳時記によると、「霞・春霞・朝霞・夕霞・遠霞・薄霞・棚霞・霞む」が季語となっている。


1. 遺書書けば遠ざかる死や朝がすみ        相馬遷子


2. 春なれや名もなき山の薄霞               芭蕉


3. 名ある草名もなき草も霞む野辺             中村苑子


秋の季語は、「霧・朝霧・夕霧・夜霧・山霧・川霧・狭霧(サギリ)・霧襖(キリブスマ)・霧雨・濃霧・霧笛」である・

秋の例句は、秋にしましょう。


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