ラジオで日本初の民間航空機パイロットを引退された方のインタビューがあった。
終戦後、米軍から日本の民間航空路線の開始許可が出て民間航空パイロット養成の最初の教官を努め、その後日航の機長で退職された方である。
謙遜も交えてあったのだろうが「臆病・慎重・不器用と天の加護」により自分の人生が全うできたと話して居られた。その方の話しぶりからも、その人柄は「臆病・慎重・不器用と天の加護」を実践された謹厳実直な方と思われた。
翻って小生は、不器用は自認するものの「臆病・慎重」を忘れていたようであった。
写真は小生が足を踏み外した場所である。何の変哲も無い古代ポンペイの道である。 両サイドが歩道であろう少し高くなった部分があり、中央部が車道(馬車や荷車用)となっていた。
この歩道と車道の段差をカメラに夢中になって、一瞬踏み外しただけなのである。単にストンと左足が空を踏み着地しただけで転倒などは全くしていなかったのであった。 僅かこれだけのことで半月板が砕けたのであった。
ストレッチ体操と太極拳ですこぶる膝の調子は快調であった、これが思い上がりだったと反省している。
今回の怪我は、今後「臆病・慎重」を忘れないようにとの天の啓示・加護だと思っている。