これほどYouTubeを有名にした事件はなかったのではないだろうか。
それは某近隣国の漁船衝突事件である。既にこの事件をYouTubeで公開したオリジナル映像は削除されているようだが、それをCOPYした別人が再度公開しているものが多数あると聞いている。
小生は、ニュースで見る程度で十分なのでYouTubeでは一度も見ていない。
動画公開は誰でもが高画質の映像を容易に公開できる時代になったので、止めようも無いようである。デジタル時代の影の一面を見た思いがする。
それはさておき、小生は自分の日常や旅行の記録をビデオに撮影するのが趣味である。自分だけ見るのももったいないので5分以内の小作品に再編集してYouTubeで公開して楽しんでもいる。
そんなこんなで、動画公開について少し調べてみた。
Wikiによると「動画共有サービス(英語:video hosting service)とは、インターネット上のサーバに不特定多数の利用者が投稿した動画を、不特定多数の利用者で共有し、視聴出来るサービスである。動画投稿サイトとも言う。」と定義している。
1.動画共有の歴史
2005年、動画共有サイトが次々と登場した。google video(1月)やDailymotion(2月)、YouTube(12月)などである。
2007年、動画共有サイトの利用が拡大した。日本の利用者は1年で倍増し、約2400万人に達した。日本でもYouTubeのサービスが正式に始まった
2008年、動画共有サイトは世界的に普及した。日本の利用者は約3200万人に達した。高速な光回線が主流となった(6月)。
この年、YouTubeの視聴機能を持つ、iPhone 3Gが発売(6月)された。パソコンだけでなく、携帯電話やゲーム機などでもモバイル動画が可能になっていった。またこのような機器や通信回線など視聴環境が世界中に普及していった。
2009年、YouTubeの動画視聴回数は10億回/日を超え圧倒的な存在である。世界の動画共有のインフラとなっている。このインフラを使って、スーザン・ボイルのように世界中の注目を集める事も出来るようになった。スーザン・ボイルの動画は1億回視聴されたと言われている。
2.動画配信サービス利用者数TOP3(2009年9月) (順位 名称 利用者数)
1 YouTube 2248万人
2 GyaO!(Yahoo! JAPAN) 1190万人
3 ニコニコ動画 801万人
3.娯楽系サイト利用者数TOP10(2009年2月) (順位 名称 利用者数)
1 YouTube 2170万人
2 Sony Online 1521万人
3 iTunes Software(iTunes Storeなど) 1211万人
4 ニコニコ動画 1125万人
5 フジテレビジョン 745万人
6 Yahoo!エンターテイメント 744万人
7 Yahoo!ミュージック 699万人
8 オリコン 687万人
9 GyaO!(統合前) 621万人
10 Yahoo!映画 475万人
動画共有サービス利用者の6割以上は週1回以上利用している。毎日利用するヘビーユーザーは1割程度で、半数は1回の利用時間が30分以下である。しかし10代は4人に1人がヘビーユーザーである。
小生もご多分に漏れず、ヘビーユーザーの一人として,TV以上に楽しんでいる。
追記;光回線にすれば、より高速に円滑に見ることができるようであるが、ADSL 12Mの低速回線にCeleron1.5Ghzの古い低速パソコンでも480P位の映像ならギリギリ使用できている。
パソコンが高速・高性能な場合には1080iの映像でも満足できる視聴が可能である。(今のところ光に変える必然性を感じていない)